保育園の水遊びにおけるねらいとは?マニュアル作成と気をつけること

これから暑い時期を迎える前に供えておきたい「水遊び」。

水は近年危ない事件やこどもの事故が多いので、保護者の安全の為にもねらいやマニュアルをちゃんと作って保育園全体で安心で楽しい水遊びにしたい来たいものです。

そこで水遊びが来る前に保育者同士でどのように連携して子供たちを安全に遊ばせていくか、どうやって伝えていくか・そして何よりも気を配りながらも楽しさを出せるような水遊びにしていくかを、分かりやすくそして相連報(そうれんほう)をしっかりと連携させる方法をご紹介します。

スポンサードリンク

  保育園の水遊びにおけるねらいとは?

まず、水遊びの知識も大切です。どんなに浅瀬でも事故は起こります。

そこで水遊びの頻度によってもねらいは変わってきますので、水を利用する量でご紹介します。

  1. 服を着たまま遊ぶ水遊び程度
  2. 足がつく程度の水遊び
  3. がっつりひざまでつく水遊び

1の場合は、公園や園庭で遊ぶかと思いますので、

  • 水に慣れましょう
  • 水と仲良くなりましょう
  • 怪我の無いように遊びましょう

上記の3つがメインになってくるかと思います。まだ水が苦手な子もいるので、水に慣れる練習という機会も加えたねらいです。

怪我の無いようには、水が大好きでテンション上がって危ない行動をする子もいるので、どうしてもテンションはあがってしまうので気をつけてみようというねらいです。

2の場合、きっと桶などに水を張ったりして遊ぶかと思います。

ですので適切なねらいは

  • 冷たい水に慣れましょう
  • お友達と仲良く水で遊びましょう
  • 水の事故に気をつけましょう

上記になってきます。今度は直接水に足を浸けるので冷たくて嫌がる子もいます。

これから暑い本番に向けてプレだと思って楽しく水と遊べるように保育者が促していきましょう。

そして最後の水の事故は、少量の水でもテンション上がって滑って顔から水についてしまうということ有り得なくは無いので、子供たちには下の洋服は濡らしてもいいからとしゃがんで遊ばせるようにしましょう。

そして桶の大きさにもよりますが、余裕のあるスペースを空けて遊ばせることによって事故を防げます。

3のがっつり水遊びの場合はこうなります。

  • 水の中で走らないようにしましょう
  • 水と友達になりましょう
  • 冷たい水に慣れましょう
  • 潜らないようにしましょう

深さがでてくるので、がっつり濡れても良い服装になってきます。

しかし水遊びができる時期はまだ完全にプール遊びとは違うので、絶対に潜ってはいけないことを伝えましょう。

洋服で潜ると重くなり事故確立が増えますので絶対に止めましょう。

また友達でどうしても水がかかるのに泣いてしまう子に対しても無理に水をかけるような行為も止めましょう。

完全なプールではないので、無理にすると足を滑らせてなんてこともあるので触り程度にして、もし出たそうにしていたら出して他の遊びもできるようにしておきましょう。

その際、絶対に他の遊びを見守る先生もつけましょう。

スポンサードリンク

保育園の水遊び用のマニュアル作成で気をつけること

さて、水遊びを始めるにあたってルールが必ず存在するかと思います。

園で決まっている人もいるかと思いますが、これから決めていく人は是非次のことに気をつけてマニュアルを作っていくと良いと思いますのでご紹介します。

  1. マニュアルはわかりやすく短めに
  2. 手元に持つ用と教室に貼る用と用意しましょう
  3. 絶対に水に関しての気をつける約束事は「相連報」しましょう

水遊びについては周りとの連携が大切です。

上層部や担任だけが分かっていても意味がありません。

ですのできちんと水遊びが始まる前に全体で連携して水に関するルールや注意事項を行いましょう。

ほうれんそうという言葉を昔聞いたことありませんか?

つまり報告して連絡して相談するということですが、それでは何か起こってからじゃ事態は遅いので「そうれんほう」がベストです。

この水遊びはしてもいいのか相談し、

それを聞かれた側は連絡し、

実際にやっていいかどうか分かってから行動に映し、結果を報告するのです。

でないと知らなかったでは済まされません。

ですのでマニュアルも手元に常に持てる用と担任が目に届く教室に貼る用があると見落とさずに更に安全に水遊びを行うことができます。

保育園の水遊びで気をつけることは?

さて、水遊びで気をつけることといえば一番は「水没」です。

ちょっと水を掛け合うくらいなら注意としてはあまり涼しくない時期にやって寒さから体調を崩すことですが、水の使用量が増えてくると水と接する時間が増えるので先生たちも注意をして遊びましょう。

水の使用量が多い場合は、潜ったりしないように、無理のない遊びをさせないようにいつもよい目を光らせて遊ばせましょう。

また、どうしても水が怖いという恐怖心が抜けない子もいるのでその子にも水に少しでも慣れてもらえるように最初は道具で水をすくったり水しぶきを上げてみたりなど、水と触れる楽しさを伝えてあげてください。

大きい年齢になると担任よりも子供たち同士で克服していく子もいるので、そこは水が苦手なお友達と上手に相談して改善してあげましょう。

また、大人だけが使っても良い水道具(ホースなど)があるので、そのルールもきちんと子供たちに伝えて正しく水で遊ぶようにしていきましょう。

まとめ

今まで書いてきたことをまとめてみました。

・保育園での水遊びのねらいは、慣れるということが大切だが、水の事故を伏せt具ことも気をつける

・保育園の水遊びのマニュアルは相連報を忘れずに、いつでも見落とさない工夫をする

・保育園での水遊びで気をつけることは、水没を防ぐことと、苦手な子をいかに水に少しでも慣れるようにするかを考えること

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする