保育園に通っていると様々な子がいますので、「病気」は付き物ですよね。
そして時期によっては流行性なものから急に来るものまで沢山あるので
備えておきたいし、できればかかってほしくない!
そんなお悩みを分かりやすく解決し、どんな症状が予兆なのか?
そして病気の注意点や園ではどんな対応をしているのか
保護者からは目の見えないことも
お伝えしたいと思います。
「うちの子がインフルエンザに!?どこでもらってきたのかな・・・?」
「そういえば同じクラスの〇〇君もかかってたかも!?」など
ある意味保育園は病気の発症源が分かるので嬉しいのですが
そもそも何故保育園で感染や流行が起きるのかというと
・そもそも感染したことに気づかない
・親の認知不足(様子を見ずに登園など)
細かく言うと沢山ありますが、大体が上記になるかと思います。
こどもは元気ハツラツですので中には表面上は変わりなく、実はおでこを
触ったらめちゃくちゃ熱かった!なんてこともあります。
ですので「親の認知不足」以外は正直防げないことが多いのです。
さて、そもそもどんなものが流行りやすいのか
いくつか病気名を挙げてみました。
・ノロウィルス
・手足口病
・ウィルス性胃腸炎
上記が代表的な病気になるかと思います。稀に違う病気もありますが、
大体耳にするのは「インフルエンザ」でしょう。
時期は乾燥する秋から冬です。
これが一番厄介で、潜伏期間というものがあってそれは本当に気付かないので
インフルエンザはドミノ倒しのように次々と感染していきます。
感染は、同じタオルをつかったり咳や鼻水・同じ空気を吸ったりなど様々です。
防ぐ方法としては園側としては必ず手洗いうがい。
そして自分のタオルを使用したり友達のものを使用しないこと。
そして気になる子はマスクをしてる子もいます。
次にノロウィルスですが、これは排泄物で移ることが多いものです。
時期は不定ですが、多いのは季節の変わり目が多いようです。
ですのでトイレを清潔に保つのを園側では重視しています。
ウンチをしたらすぐに洗うなどをして菌の繁殖を極力防ぎます。
こちらが意外に抜け目があり、熱が下がったからと言って登園させてしまう
保護者が稀にいます。お医者様の話をよく聞いて万全になるまで
ちゃんと自宅で安静にしましょう。
最後に手足口病ですが、名前の通り手や足に水疱のようなものができます。
子供は大体熱を出さないで平熱で水疱ができることが多く、医師の判断では
登園可能なこともあります。
一番感染するのは「夏」です。プールが始まる時期なので
水疱がある子と触れ合ったりすると移るようです。
この病気は子供よりも大人がかかると地獄を見ます。
私は実際にかかって救急車沙汰になりました汗
しかも先に高熱がでて喉が痛くなった後に水疱がでるので大人は
手足口病と気づきづらいです。個人差はありますが、こどもから移らないように
大人は注意してください。本当に辛いです・・・泣
最後にウイルス性胃腸炎はノロウィルスと似ていますが、陰性の場合は
移らないのでこちらも医者の話をよく聞いて登園させましょう。
病気は不定なものから季節のものもありますが、季節ごとにわかりやすく
気を付けた方が良い病気をお伝えしたいと思います。
個人差もあるのであくまでも目安にしてください。
・夏→手足口病
・秋→ノロウィルス・ウイルス性胃腸炎など
・冬→インフルエンザ
もっと分かりやすく言うと、季節の変わり目は体調を崩しやすいので体の免疫が弱まり
感染率が上がるので要注意です。
そして鼻風邪や喉など痛めやすいのが秋から春までです。
乾燥しやすいのでこの時期に体の免疫や喉が乾燥していると流行性のものに
かかりやすいので要注意です。
まず対策としては、この時期は寒くなるので水分を摂るのが劇的に減ります。これは
こどもだけにかからず大人もです。水分は常に摂って免疫を維持しましょう。
「花粉症」は感染ではないですが、秋の次に空気が乾燥するので
今まで花粉症じゃなかった人がデビューしてしまう理由が
「季節の変化」と「水分不足」などから始まります。
ですのでこの時期が来る前から水分をよくとって免疫維持に、より意識をして
気を付けていきましょう。
最初に挙げた病気が流行るのはわかったけど
どんな症状で、注意することやサインを分かっておきたい!
ですので分かりやすく項目別にお伝えしたいと思います。
・インフルエンザ
症状は潜伏期間の時がほとんどわかりません。
この代表の病気の中で一番分かりづらいかもしれません。
大人でもそうですが、高熱が出た!からといってインフルとは限りません。
症状の代表例としては「ダルそうにしている」「節々が痛いという」
大人とあまり変わらないかもしれません。
サインは体が火照っていると頬が赤いのが特徴かもしれません。
又はあきらかに食欲がなかったり元気がないのが特徴です。
インフルエンザは冒頭で述べたように潜伏期間では発見が難しいので
とにかく早寝早起きしたり手洗いうがいをきちんとして防ぎましょう。
クラスに一人でたら立て続けに出る可能性があるので、もし発症したらマスクを常に着けてもいいかと思います。
・ノロウィルス
症状は「気持ち悪い」や「顔色が悪い」のが特徴的です。
又は下痢が出てしまったりも症状の特徴です。
そして急に戻すこともあります。
そこから熱が出たりなど先に分かりやすい症状がでる病気です。
個人差によってはあまり出ない子もいます。
一番分かりやすいのが「戻したとき」です。
胃と腸にくる病気なので吐く・腹痛などを訴えたら可能性が高い病気です。
戻すと他の子が近くにいた場合、徹底的に消毒をする必要があります。
ですので必ずクラスで発生していたら唾液や下痢をしたときの空気感染で移ることも
あるかもしれないのでその日に着た服装を洗濯しましょう。
・手足口病
こちらも熱を発症するので、熱がでるか又は水疱が部分的に発症して
手足口病だと発覚する病気です。
時には喉の中にもできるので痛みを訴える子もいます。
サインとしてはプールの時期に全体的に水疱ができていたり
手に出ているのがサインです。時に口内に出て分かりづらいこともあります。
もし、プール最中に発覚した場合はすぐさま入水をやめましょう。
水疱の症状があまり出ない子もいます。
パット見てすぐわかる子も分かりづらいところに水疱が出ている子もいるので
プールやプールの後のタオルに注意です。
一人出たら感染率が多いものなので心配な場合は保育士に
「手足口病」が発症しているかを常に確認してもいいかもしれません。
・ウィルス性胃腸炎
胃腸にくる病気なので症状が少し分かりづらいです。
「お腹痛い」という症状を訴える子もいます。
あとは便に出るので子供がウンチをしたときは便の状態をしっかり確認してください。
水下痢の場合は要注意です。
熱をあまり出さない病気ですのでトイレに要注意しましょう。
サインは上記のように下痢の場合です。
下痢は飛び散ったり移るので園でした場合はその場ですぐ掃除をしたりなど感染を防ぎます。
下痢をした子はすぐに熱を測ったり食事量を気を付けたりしています。
中には腸や胃が気持ち悪くなり戻す子もいるので様子をみて配膳をします。
園によっては早退するところもあるので自宅でもこどものウンチの様子をしっかりと見てあげましょう。
今まで書いてきたことをまとめてみました。
・保育園でかかりやすい病気時期は乾燥する時期が多いので水分補給に気を付けよう
・保育園でかかりやすい病気の症状は色々あるけど
・こどもがダルそうだったりしたら要注意しよう
どうしても防げない病気もありますが、事前対策をすることにも意味はありますので
手洗いうがいや頭寒足熱で体を冷やさないようにしたりなど
子供だからと言って薄着をしすぎず、免疫を高めて保育園生活を無事に過ごせるように
祈っています。