保育園の卒園式のねらいとは?飾りつけや流れも経験談から解説

保育園生活の締めくくりといえば、卒園式。

小さかった子ども達が小学校入学に向けて

巣立っていく大切な行事です。

子ども達や保護者はもちろん、先生にとっても

大切な卒園式をどのように進めていくか、

どのようにしたら感動的なものになるのか

悩みますよね。

私の経験を踏まえて飾りつけの仕方や卒園式の

流れについて書いていきます。

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保育園の卒園式のねらいとは?

卒園式ねらいとはなんでしょう?

・先生やお友達と過ごした保育園生活の

思い出を振り返る。

・自分が大きくなった自覚と喜び、

誇りを感じる。

・小学校入学への意欲を高める。

大きいところではこのようなところでは

ないかと思います。

他には、卒園まで育ててくれた保護者に

感謝する気持ちを持つ機会にもなりますし、

園舎にお別れを告げるなど考えれば

まだあります。

ここは園の保育目標などと

照らし合わせるといいでしょう。

長い子では0歳児の時から、

合計6年間通っています。

子どもも、先生も保護者もそれぞれに

様々な思いを抱えながら卒園の日を迎えます。

大切なのは、卒園児となる子ども達が

晴れやかな気持ちで誇りを持ちながら

保育園生活を終えることです。

保育園の卒園式の飾りつけのおすすめは?

それでは、子ども達の卒園に

華を添える飾りつけを紹介します。

・壁面飾り

まずは子ども達が過ごしてきたお部屋を

かわいく飾り付けてあげましょう。

花のモチーフの中心や列車の動物を

一人一人の顔写真を貼ってあげてもいいですし、

画用紙だけでなく、不織布や花紙、

光沢のあるカラー紙などいろんな素材を使って

作るとさらに華やかに仕上がります。

文字をおめでとうだけにすると、そのまま

入園式にも使えますし、そつえんの文字を

にゅうえんに変えて入園式で再利用

することもできて忙しい年度末・

新年度の準備もスムーズにいきます。

・花道

子ども達が通る道をお花で可愛くして

あげましょう。

本物のお花の小さい鉢植えで2~3色を

バランスよくおいてあげると

華やかになりますよ。

花道は子ども達が退場する際に絶対通る道です。

巣立っていく姿が凜として見えるように

足元サイズの小さいものにしましょう。

お花の代わりにバルーンアーチでも

可愛いですね。

他にも、壇上のカーテンに飾りをつけたり

廊下や玄関も壁面などで華やかにして

あげましょう。

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飾りに使えるのが、この花紙を使った

お花です。

定番ですが、色の組み合わせや切り方で

雰囲気が変わってきますので

ぜひ、いろんなものを作って

どれが一番会場の雰囲気に合うのか

試してみてください。

この花紙で作った花を

卒園児の椅子の背もたれにつけて

飾りにするのも、後ろから保護者達が

見た時に我が子の卒園に華を添えられて

いるようでとっても素敵ですし、

写真映えもします。

飾りつけをする際の注意点ですが、

華やかにと思うあまり

会場がごちゃつかないようにしてください。

あくまでも主役は子ども達です。

個人的には、壇上には大きなお花がありますし

卒園式の会場は上品な雰囲気、

廊下から保育室は壁面やお花で賑やかに

送り出す雰囲気がバランスがとれていて

いいかと思います。

保育園の卒園式の流れはこうする!

 

卒園式でいちばん大切な卒園式の流れについて書きます。

・卒園児入場

・卒園証書授与

・園長挨拶

・おやじの会や父母の会代表挨拶

・保護者代表挨拶・記念品贈呈

・在園児送る言葉

・卒園児からの言葉

・卒園児歌

・卒園児退場

一般的にはこのような流れで、

どの園も変わりないかと思います。

私の経験した卒園式では、卒園証書授与の

ところで

・一人ずつ名前を呼ばれ園長から卒園証書を

受け取る

・花道を歩き保護者の方へ歩いていく

・卒園証書を開いて保護者に向けて

感謝の気持ちや将来の夢、

小学校で頑張りたいことなど一言言って席に

戻る

というのを行っていました。

ここではあらかじめ卒園式の練習をする中で、

何を言いたいのかと言うと、

子ども達自身が考え

子ども達自身の言葉を自由に言わせて

あげることが大切です。

中には、「生んでくれてありがとう」

と言う子もいて他のお母さんたちまで大号泣

していたこともありました。

あとは、卒園児の言葉のあとに器楽発表会で

行った合奏や歌を最後の発表として入れても

いいですね。

なぜか、器楽発表会の時より凛として

見えます。

スペースや時間が許されるなら、運動会で

したダンスなどもいいかと思いますが、

卒園式では子ども達は制服を着ているので

着替えがない合奏や歌の方が進行も

スムーズですよ。

卒園式の流れを考えるときに、卒園児の

言葉として送るものがあるかと思いますが、

言葉を考えるのは先生ですよね。

考えるときに子ども達に何が思い出か、

どんなことを伝えて卒園したいのか

子ども達に尋ねて、その内容を盛り込んでも

いいと思います。

先生だけで考えると、

どうしても大人の言葉になりがちですが、

子ども達の意見も参考にすると、

より心のこもった卒園式になります。

園には過去に行った卒園式の記録も

残っていると思うので、

照らし合わせながら作ってみてください。

まとめ

卒園式の飾りや流れについて書きましたが

いかがでしょうか。

卒園式は子ども達が巣立っていく

大切な行事です。

小さかった子ども達が凛とした姿で

卒園していく姿を心から

祝福して送り出してあげましょう。

そのためにも、準備をしっかりとして

スムーズな流れで行えるように

していきましょう。

園によっては

独自のものを取り入れているところも

あると思うので、記録や先輩に尋ねながら

やっていってくださいね。

少しでも参考になれば幸いです。

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