1歳児の保育参観でやる内容と制作の進め方や行うねらいを教えます

保護者の皆様も楽しみにしている「保育参観」

何よりも大変なのは「保育者」です。

子供たちが日々学んだことや成長したことを

披露する場でもあるので張り切ってしまうでしょう。

しかしその反面「何をしたらいいのだろうか」

「どんなカリキュラムがいいのかな?」など

どんな場面の成長を見せるかも悩んでしまいます。

そうならないように、1歳に向けた「保育参観」が楽しく、

そして親子ともに素敵な保育参観にできるような内容をご紹介したいと思います。

つい、気を張りがちな行事の一つですが、肩の力を抜いて

自分も一緒に楽しんじゃいましょう。

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いざ保育参観!1歳児が行う内容や楽しい制作とは?どんなねらいがいいの?

実際にやる内容といっても1歳は自分で服を着れたり、

自分でできることが沢山増えただけでも大きな成長ですので、

大掛かりな内容ではなく、簡単なもので全然大丈夫でしょう。

内容として入れたい場合は、ダンスを披露したり室内の遊具で

「こんなことできるよ!」を披露してみたり、一緒にダンスしたりなど

少し体育参観っぽくなりますが成長を見てもらうことができるので

いいかと思います。

しかしお母さんが見えていることで泣き出してしまう子もいるので、

そこは保護者の方と上手に一緒に進めていきましょう。

制作も、まだ一人で出来ないことが多いので、親子でやれるものなら

一緒に楽しめるかと思います。

一緒にシールを貼ってその周りをお母さんが

仕上げに塗り絵をしてあげるなど、共同作業がオススメです。

どうしても一人でとなると全員同時進行にはできないので、

ケガの配慮という面が欠けてしまいます。

全員一緒にやりたい場合は、床に大きな模造紙をひろげて、

汚れてもいい服装でマーカーなどでお絵かきは楽しいかもしれませんね。

でも誤飲等しないように、こちらも配慮が必要になります。

そして親子一緒だとさらに楽しいし、配慮の目が増えるのでいいかもしれませんね。

そして保育者側で気になるのが「ねらい」

最もベストなのは「成長した姿を見てもらおう」

「ママと一緒にいろんなことをしよう」

などなど、成長をメインにしたねらいがいいでしょう。

保護者の方は自分の子供が保育園でどんな生活をしているのか、どんなことが

できるのかをとても楽しみにしているので

「成長」というキーワードは必要不可欠になります。

他にも全体的なねらいは「ケガのないように過ごそう」

「転んでも泣かないでがんばろう」

など、ママがいることによっていつもと違う環境になります。

中にはママがいることで嬉しくていつもよりハイテンションになったり、

逆に泣き叫んでしまう子もいるでしょう。

そんな時にケガをしたり思わぬことも起こったりするので

安全面を大きく出したねらいもいいでしょう。

保育参観で1歳児向けの制作はどんなものがいいの?

制作がメインとする場合、こんな制作がオススメだよ!

というものをいくつかご紹介したいと思います。

・木の実制作

材料を一緒に公園に取りに行き、(又は事前に用意しておく)

画用紙の上に好きなように貼ります。

貼るのはボンドがオススメですが、無い場合やその日に持ち帰りたい場合は、

透明テープで上から貼るのがオススメです。

拾った木の実や石で何か動物を作ってみたり、

形を作ったりして楽しむ制作です。

全部貼り終えたら回りにクレヨンやマーカーで飾り付けすると

一段と可愛いですよ。

・折り紙

定番ですが、できるところはお子様が折って、

難しいところをお母さんがやったりする

一緒の作品ができます。

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こちらも画用紙に貼って何か動物や植物をテーマにして

制作するのも楽しいですよ。

画用紙に貼るのはお子様でもいいですが、ノリでぐちゃぐちゃになるのが

大変そうなら、お母さんに頼んでしまった方が安心です。

一応やるときには机に濡れタオルを置いておくといいでしょう。

・手形

こちらも上記の制作に似たようなものになりますが、お子様の手足を使って

作品を作ります

今この時の足や手の大きさは今しかない!という思いから

手形や足型で世界に一つだけの作品を作ってもいいでしょう。

こちらは子供たちが暴れないことが必要なので、

嫌な子は無理をしないで指だけでも全然いいと思います。

逆にお母さんも一緒に手形すると大小の大きさで素敵な作品が出来ますよ。

注意として服を汚さないように気を付けてくださいね。

保育者は事前に汚れてもいい洋服やエプロン

をお手紙に書いておくといいでしょう。

1歳の保育参観ではどんなねらいがいい?

どんなねらいが一番動きやすいか、そしてその日の保育参観で

素敵な内容にできるかを決めるのって「ねらい」が重要だったりします。

いくつかオススメのねらいをご紹介したいと思います。

・「園生活をみてもらおう」

冒頭でも言ったように保護者の方は自分の子供が

日中どのような生活をしているのか友達とはうまくやっているのかなど

不安を抱いている方も中にはいます。

ですので園生活を見れるだけでも「保育参観」なのです。

ですので園側からしたら日常の生活なのですが、

前までママと一緒だった生活しか知らない保護者からしたら大きな成長の一つです。

ですので園生活を思う存分に見てもらおうという意味でこのねらいがオススメです。

・「一日笑顔で過ごそう」

いつもならお仕事でいないお母さんが

今日は園生活を見に来るということで園にいます。

ですので、傍にいたくて泣いてしまったりしてしまう子、

嬉しくなりすぎてテンションが上がってしまい、ケガをしてしまう子も中にはいます。

そんなトラブルは、無い方がいいのですが、あったとしても笑顔で一日頑張ろう!と、

保育者にもこどもに向けたねらいです。

保育者もつい、気が入りすぎて笑顔が無くなる瞬間がでてしまうかもなので、

ある意味このねらいはオススメです笑

・「親子で園生活を楽しもう」

今日はいつもいないお母さんと一緒に保育園で遊べる日でもあります。

ですのでお母さんも一緒に子供達が過ごしている園生活を一緒に体感してもらって

成長や時の流れを楽しんでもらうのも良い刺激の一つです。

そして親子で成長できる場でもあります。

ですので制作や行事などを通して、親子で楽しんでもらうことが一番ということで

このねらいもおススメです。

何事も楽しいことが一番です。でも楽しすぎてケガがないように

気を付けましょう。

以前保護者が楽しみすぎて子供が泣いていたことがあったので

保護者の行動にも意外に注意です。

まとめ

今まで書いてきたことをまとめてみました。

・1歳の保育参観は、生活を見てもらうことだけでも成長を見れるので大掛かりなことはしなくてよい
・1歳の保育参観でやる制作は親子一緒の方がスムーズに進む
・1歳の保育参観でのねらいは「成長」や「楽しい」ことがメインなので親子で楽しめるものにしよう

保護者が来るとなると緊張することが沢山ありますが、

保護者も気を楽にして、お母さんの前で見せてくれる子供たちの成長を

見れるのも保育者の醍醐味なので、一緒に楽しんで保育参観を乗り切りましょう!

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