小学校へ入学するということは、こどもにとって生活習慣がガラリと変わるタイミングではないでしょうか。
それまでの幼稚園・保育園生活では自由にできていた部分も制限し、集団と時間を意識した生活が重要になっていくものでしょう。
こどもがきちんと勉強に付いていけるのか?授業に集中できずに動き回ったりしていないか?親として色々不安なことも多いでしょう。
私自身も幼稚園生活で自由気ままに生きてきたこどもが、授業という45分程度の勉強の時間にきちんと集中できるのか不安が多くありました。
そこで小学校入学前に少しでもこども自身に身につけさせてあげたいことを少し紹介いたします。
小学校入学準備に!こどもに教えておきたいことや勉強法
幼稚園では制作の時間や少しの勉強の時間はあるにしろ、小学校の授業に比べれば1時間にも満たないのでは?と考えます。
(先生に確認したわけではないので、間違っていたらスミマセン!)
そんな状態で入学して1日何時間かの授業を受け続けることができるのか?そう疑問に思いました。
集中力が足らなくなって余所見や授業の邪魔をしないか・・・と不安もありました。
入学したあとに先生がうまくやってくれると思っているのですが、それでもこどものために少しは集中力を付けさせてあげたいと思いました。
そこで、小学校入学前に集中力向上として、まずは15分本を読んだり絵を描いたり1つのことを続けられるようにしました。
初めから字の練習などの勉強だと、やること自体が嫌になってしまい集中力どころではなくなってしまうと考えました。
そして、15分に慣れたら時間を30分、45分と徐々に長めにしていくことで小学校の授業の時間に近づけていきました。
本を読んだり絵を描くのは半分遊びのような感じだったので、少しずつ字を書く練習も含むようにしていきました。
初めはすぐに飽きてしまっていたこどもも、何日も続けることで少しずつ集中できる時間が長くなっていきました。
少しずつ無理することなく集中できる時間を長くすることが大切だと感じました。
小学校入学準備の勉強は嫌いにならない教え方を!
小学校入学で必要そうなことは、自分の名前が書けることや連絡帳の記入ができること、名前などのひらがなが読めるようにすることではないかと思います。
全てをいっきに教えるのは、こどもの集中も続かず、飽きているのに教えられても頭に入らないのでおすすめできません。
入学までに何日、何週あるかにもよりますが、勉強するひらがな・数字を日付または週ごとに分けて少しずつ教えるのも一つの手です。
うちの子もこのように割り当ててやり、カレンダーに「この字を勉強する!」と記載することでひらがなや数字に対する興味が増え、勉強する意欲が高まっていきました。
少しずつ理解できるスピードも上がり、数日先のをやれるようになると、こども自身の吸収力も上がったように感じることができたのです。
無理に詰め込もうとしたり、やりたくないときにやらせようとすると嫌いになってしまうので、無理をさせず楽しく学習させることが大事です。
毎日少しずつ!小学校入学準備の勉強は習慣にすることから始めよう
勉強の習慣付けとして、ただ字の練習をするのでは楽しくなく嫌になってしまいます。
ノートに同じ文字を何回も練習するのは大人でも楽しくない人が多く、こどもにとっても同じで繰り返しの練習は飽きてしまいます。
そこで、平日あまり遊べない父親へ、1日1回手紙のような日記を書くことを目標にしました。
間違えてしまったり、わからなかった文字は5回練習させ、その日の文字の練習は終わりにさせます。
同じ文字を何回も練習するのはつまらないことなので、5回という線引きをしておき、また間違えたときに練習することで飽きずに文字の練習ができました。
初めのうちは1行2行の短い日記だったのですが、少しずつ長めの日記を書くこともできるようになりました。
日付を入れることで数字の練習にもなり、楽しくひらがな・数字の練習をすることができたようです。
まとめ
こどもが小学校へ入学するというのは、こどもにとっても親にとっても嬉しいようで少しの不安があるイベントです。
入学する前に、少しでも勉強を習慣付けさせてあげて、入学後の授業で躓かないようにしてあげるのは親の役目でしょう。
しかし、親がいくら努力してもこどもに合っていない方法では習慣付けさせてあげることができないでしょう。
上記の方法は、あくまでも私のこどもに合った方法ですので、どの子にも合うわけではありません。
それぞれの子にあった方法で集中力と基礎を付けてあげると良いでしょう。
ひらがな全てを読み書きできるようにしていなくても、小学校に入ってから親子一緒に努力することで授業に付いていくこともできます。
親もこどもも無理することなく、嫌なことを押し付けることなく、少しずつ勉強を習慣付けすることが大切なのです。