離乳食デビューする時期は、赤ちゃんによって個人差がありますが、だいたい5〜6ヶ月頃を初期として始められると思います。
いざあげようと思っても、何から食べさせればいいか、量はどのくらいなのかなど疑問に思うことも多いですよね。
離乳食を始められる5〜6ヶ月頃には、歯が生え始めている赤ちゃんもいますが、まだ噛むことはできませんので、柔らいおかゆなどから始めるのが基本です。
おかゆの次のステップとして、野菜もOK!小さくカットし、柔らかく茹でたものやすり潰してペースト状にしたものなども少しずつ食べさせていきましょう〜
野菜も色々な種類がありますので、迷ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ニンジンやカボチャ、さつまいもなどが、お母さん方には人気の野菜のようですよ〜。
この人気野菜以外にも、「冬瓜」も意外と人気で、離乳食として食べさせることができます。
冬瓜?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、冬瓜は火の通りも早く栄養たっぷりの野菜なんです。
クセも無いため、離乳食として赤ちゃんに食べさせるのにもピッタリ!!
ということで今回は、意外と知られていない、「冬瓜の離乳食」について、食べさせることができる時期や、便利な冷凍保存まで、詳しくご紹介していきます〜。
離乳食に冬瓜はいつから?食べさせても安心な時期やアレルギーについて
まず離乳食は、月齢別に初期、中期、後期、完了期と分かれており、段階ごとに食べされられるものが増えていきます。
まだ歯も生え始めたばかりの赤ちゃんは、しっかり噛むことができませんので、柔らかいお粥などから始めるようにしましょうね。
冬瓜にいたっては、一般的に7〜8ヶ月頃の離乳食中期から食べさせることができる野菜とされています。
そして始める時期と同時に、アレルギーにも注意を払わなくてはいけません。
政府発表の「アレルギーになりやすい食品」の一覧に冬瓜は含まれてはいませんが、多少の報告はあるようですので、食中食後に口の周りや口の中が赤く腫れたり、異変が出た場合には食べさせるのをやめて様子をみてください。
しばらく経っても症状が治らない場合には、小児科などの受診をお勧めします。
病院などを受診した際にアレルギーのパッチテストを行なうと、何に対してアレルギー反応を起こしているのか判明しやすいので、こちらも合わせてお勧めします。
離乳食に冬瓜を!下ごしらえの月齢ごとのポイント
前述の通り、離乳食には月齢別に段階がありますので、その段階ごとに、冬瓜の下ごしらえの仕方も変えなければいけません。
〈5〜6ヶ月頃・初期〉
この時期は、ようやく離乳食が始められるというスタートの時期です。
お粥などの、柔らかくて消化に良いものから始めるのが基本になりますので、冬瓜を食べさせることは控えましょう。
〈7〜8ヶ月頃・中期〉
この時期は、上下の2本ずつの小さな歯が生え始める時期です。
野菜や白身魚など、食べられる食材が増えて、冬瓜もこの時期から食べさせることができます!
※冬瓜の下ごしらえのポイント
皮を剥いて、中のワタとタネを取り除いてから、3〜4㎝角にカットして、お鍋で茹でます。
竹串などを刺してスーッと通ればOK!
水気を切って、人肌程度に冷めたら、食べやすいように潰したり、裏ごしして食べさせるようにしましょう。
味付けはまだ不要です。
〈9〜11ヶ月頃・後期〉
この時期になると、少しずつ歯ごたえのあるものが食べられるようになってきます。
※冬瓜の下ごしらえのポイント
皮を剥いて、中のワタとタネを取り除いてから、3〜4㎝角にカットしてお鍋で茹でて、硬さをチェックします。
中期同様、火が通ればOKです。
歯は生えそろってはいませんが、歯茎で噛む練習もできますので、冬瓜は潰さずみじん切りくらいにして食べさせるようにしていきましょう。
味付けは、ほんのり薄くを心がけましょう。
〈12〜18ヶ月頃・完了期〉
この時期になると、 だいぶ食べることにも慣れて、ようやく大きめのものにも挑戦できる時期です。
※冬瓜の下ごしらえのポイント
皮を剥いて、中のワタとタネを取り除いてから、大きめにカットしてお鍋で茹でます。
味付けは醤油やお塩など、基本薄味で煮ていきましょう。
相性の良い、鶏肉や厚揚げなどと一緒に煮るのもおすすめです。
離乳食の冬瓜を冷凍に!使いやすい保存の仕方
離乳食を作る上での困りごとといえば、毎日作らなければいけない手間ではないでしょうか。
毎日一から作って行くのも楽しみではあると思いますが、あまり時間に余裕がない方など、冷凍保存を有効に使って料理の時短をしましょう。
冬瓜も冷凍保存ができる野菜ですので、下処理をして使いやすいように小分けにしておけば、解凍後簡単に食べさせることができますので便利ですよ〜。
では、冬瓜の冷凍の仕方についてご紹介します。
2.3〜4㎝角程度にカットして、お鍋で茹でます。
3.竹串を刺して、スーッと通れば火が通ったサインです。
4.ザルにあげて水気を切り、粗熱が取れたら、潰したり、みじん切りにするなど月齢に合った大きさにしましょう。
5.後期・完了期であれば、味付けをして他の具材も一緒に煮物にするのもよいでしょう。
6.いずれも解凍後使いやすくすることが必須です。
シリコンカップなど冷凍できる素材のもに小分けにして冷凍させておくとGOOD!
まとめ
いかがでしたか。
冬瓜は栄養価も高く、クセのない食べやすい野菜でもあります。
まだ歯が生えそろっていない赤ちゃんにも柔らかく噛む負担も少ない冬瓜はおすすめですよ〜
小分けに冷凍しておけば、解凍後すぐに食べさせることができますので、お母さん方の負担の軽減にもなるのではないでしょうか。
気になった方はぜひ活用してみてくださいね!