手芸にファー生地を使うと抜け毛がイヤ!裁断方法や縫い方を見直そう

秋冬シーズンになると、流行するファーを取り入れたファッション。

ファーアイテムは、ふわふわしていてかわいらしく、見た目も暖かそうなので小物や洋服を持っている人も多いはず。

しかしファー付きのバッグやコート、持ってみたいけど…やっぱり買う勇気が出ない!と買うのを迷っている方も少数派ながらいらっしゃるかもしれません。

そんなあなたにファー生地を活用した簡単なリメイクで、ファー生地の取り扱い方法をご紹介。

これを読んだら、きっとファー上級者になります。ご参考に!

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手芸に使いたいファー生地の裁断方法や縫い方

ファー生地は、繊維の毛足が長いことが特徴。

ですので、通常の綿やポリエステルなどの生地とは違って、裁断方法や縫い方もその特徴を理解した上で取り扱わなければなりません。

今回はその中でも基本的な「裁断」と「縫い方」についての下準備やコツをお伝えします。

それほど難しくはないので、これを覚えておけばきっと役立ちますよ。

毛が抜けにくい!?ファー生地の裁断方法

ファー生地を裁断する時のコツは、2つ。

1つは、毛皮の毛並み(毛の流れ)を見てそれに沿って裁断すること。これを間違えると下から上に向かった毛並みに仕上がってしまい非常に不自然です。

ですので、上から下に流れるような毛並みになるように注意して裁断してください。

もう1つは、裁断する時に毛の部分は一緒に切らないことです。

じゃあ、どうやって切ったらいい?切り方としては、はさみを入れて切りたい部分の両脇の毛を若干内側にかき分け毛をねかせて、切るときの道を作ってあげると作業がしやすいです。

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この時ハサミの先を使って毛ではなく毛が生えている根元の地布を切るようにしましょう。

これをせずにそのまま切ってしまうと端の毛が変な感じに切り揃えられ見た目もよくありません。

それと、切ってしまった毛がちらばりお掃除をしなければいけなくなってしまいます。

ミシンでもOK?ファー生地の縫い方

ファー生地は、裁断する時と同じくミシンを使って縫う時にも、そのまま縫うのではなく下準備が必要です。

その下準備とは、裁断した切り口部分の内側の毛を1、2㎝刈り込んで縫いしろを作ることです

ファー生地というのは、地布(下の生地)の上から表面の毛が生えているような構造になっているので、その地布部分が見える程度まで毛を刈り込みすることで、周りの毛を巻き込むこともなくキレイに縫うことができるというわけなんです。

この下準備をせずにそのまま縫ってしまうとファーの表面に糸が出て見た目も良くありませんし、せっかくのふわふわがつぶれてしまいますので、ミシンをかける部分全てにこの下準備をすることはお忘れなく。

まとめ

最近多いファーは、「エコファー」と呼ばれる動物愛護や環境保護にも配慮して毛皮のように作られた人工毛皮で、お値段も手ごろで、様々な形に加工しやすく、カラーバリエーションも天然毛皮にない色合いが楽しめることで人気です。

もちろん、ファーが付いた洋服や小物を今まで持っていなかった人でも取り入れやすい生地なので、ぜひ自分好みのものを見つけて挑戦してみませんか?

例えば、ファー初心者におすすめなのは、今お手持ちのポケット付きウールコートのリメイクです!

リメイク方法としては、ファー生地をポケットの形に切り、ポケット口の上部分に引っ掛けるように内側に生地を折り込んだら、ポケットの中から安全ピンで1、2か所固定するだけ。本当にあっという間にファーポケットの出来上がりです。

面倒な裁縫もありませんので、お裁縫は苦手という方でも大丈夫。

また、縫い付けたり貼り付けたりしているものでもないので、一通り楽しんで飽きたら外してリメイク前に戻すことも簡単にできます。この機会に、ファーを取り入れた“あなたらしいファッション”にTRYしてみてくださいね。

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