年間通して販売されている、「きゅうり」ですが、一番瑞々しく美味しく食べられる時期は5月頃で、夏野菜の代表とも言っていい野菜ですよね。
きゅうりは、非常に種類が多く、世界で500もの品種が栽培されているんです!
日本で最も多く流通しているきゅうりは、白イボ系と言われ、皮が薄く、歯切れが良いのが特長です。
暑い夏場に、火照った体を冷やしてくれる野菜でもあり、水分もたくさん含んでいます。
サラダや冷やし中華のトッピングなど、特に夏場は重宝しますよね。
たくさん買ったんだけど、保存はどうしようか…と悩んでいる方に向けて、今回は、きゅうりの保存方法について、ご紹介したいと思います。
きゅうりの保存を常温でする時の方法をご紹介
まず、皆さんは買ってきたきゅうりはどのように保存していますか?
常温・冷蔵・冷凍といろんなやり方がありますが、買ってきたまま冷蔵保存をするという方が一番多いのではないでしょうか。
きゅうりの保存最適温度は、20℃。
20℃以上になると傷みやすくなり、それ以下だと低温障害を起こしてしまうという、意外とナイーブな野菜でもあります。
では、常温保存する場合は、どのようにすれば保存期間を延ばせるのでしょうか?
もちろん買ったまま、常温に置いておけば1日と持ちません。
常温保存する場合は、1本ずつ水気を切り、キッチンペーパーなどで包み、その上からラップで包んでヘタを上にして立てた状態で保存して下さい。
きゅうりの保存期間はどれくらいなら大丈夫?
では次に、常温・冷蔵保存する場合の保存期間についてご紹介します。
※常温・冷蔵のどちらも、水気を取り、1本ずつキッチンペーパーで巻いた後、ラップで包み立てた状態での保存期間の目安です。
常温の場合、 冬場で、風通しの良い冷暗所で保存すれば2日ほどは持ちますが、夏場は室温も上昇しますので、持っても1日が限界かと思いますので、常温保存には向きません。
冷蔵保存の場合、キチンとすればケアをしてあげれば、、野菜室に入れて、最長で10日ほどは保存できます。
この他、冷凍保存もできますが、解凍後の食感が柔らかくなりますので、ポテトサラダに混ぜたり、
和え物にするには向いていますが、それ以外のものには向いていませんのでご注意を〜
きゅうりの保存で長持ちさせるコツとは?
では、きゅうりの保存期間を長くするにはどうしたら良いのでしょうか。
保存方法のコツをご紹介します〜
きゅうりは、熱・冷気・乾燥・湿気この全てに弱い野菜なのです。
保存温度は20℃前後を目安にし、買ってきたまま野菜室に入れるのではなく、きちんと処理をしてあげることです!
買ってきたまま野菜室に入れてしまうと、袋内に水分が溜まり、その水分できゅうりが傷んでしいますのでご注意ください。
おすすめの保存方法は、水気を取り、1本ずつキッチンペーパー+ラップケアをし常温・冷蔵共に立てた状態で保存することです。
この「立てた状態」というのは、きゅうりが最もストレスを感じにく状態で、収穫前のきゅうりの苗にぶら下がっている状態を模しています。
こうしておけば、常温2日、冷蔵で10日前後は保存できると思います。
今回は冷凍保存の場合を詳しく書きませんでしたが、冷凍も可能ですのでたくさん戴いて食べきれない場合などには活用してみて下さい。
〈冷凍の場合〉
・きゅうりをスライスし、塩もみ後水気をよく切る
・チャック付きの密閉袋に入れ冷凍
適切にケアできれば、冷凍保存で1ヶ月ほどは保存できますよ〜
まとめ
旬の時期の野菜はどれも美味しいですよね。
きゅうりは、生で美味しく食べれるため、簡単にパパッとサラダ使うなど、夏場の献立には欠かせない野菜ですよね。
常温での保存は適切なケアをしても、もって2日と、かなり短いので、保存するまでの労力を考えれば、おすすめは出来ません。
やはり、野菜室での保存が、きゅうりの品質を保って保存できるので、私は冷蔵保存をおすすめします〜!!