ナスの冷凍はそのままでもいい?賢い保存方法と使い方について

ナスの時期がやってきました。

美味しいナスですが傷まないうちに使いきるのって、
大変ですよね。

夏場はたくさん採れるのでご近所さんからのおすそわけで頂くことも
ありますよね。

そこで困るのが、保存方法。

特に冷凍保存をするときにはそのまま保存してもいいのかどうか悩みませんか?

なすはそのままではなく、切って冷凍保存をしたほうが長持ちします。

そこで今回は、余らせてしまったナスの「冷凍保存」について
紹介します。

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ナスの冷凍保存はそのままでいいの?

ナスを冷凍保存する時は、すぐに調理ができる形まで
処理をしてから冷凍するのがおススメです。

ナスそのままの形で冷凍すると、凍って固くなっているので切るのが難しいです。
つるつる滑って切りにくいのも危ないですね。

それに、食材を冷凍する時は出来るだけ短時間でさっと凍らせると美味しさが落ちにくいです。

そのままの形のナスは厚みがあるため、完全に凍るまで
時間がかかってしまい、味も落ちてしまいます。

ナスの冷凍方法を紹介!

ナスの冷凍方法をいくつか紹介したいと思います。

生のままのナスを冷凍する

ナスを「生のまま」冷凍する場合

1、洗って、使いやすい形に切ります。

2、ボールに水を入れ、5~10分アク抜きをします。
アクが強い場合は塩をひとつまみ~ふたつまみ程入れましょう。

3、キッチンペーパー等でよく水気をとります。

4、フリーザーバックに入れて冷凍します。
空気をしっかりと抜いて封をしましょう。
薄切りしたナスは一度の調理で使う分だけラップで分けておくと
便利です。

ナスを焼いてから保存する

焼きナスにしてから冷凍します。順を追って説明していきますね。

1、ナスを綺麗に洗って、焦げやすいナスの「ガク」を取り外します。
(ガクはヘタについているひらひらした部分です)

ガクを外す時は、トゲがあるので刺さらないよう気を付けて下さい。
ヘタの部分は好みで切り落としてください。

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2、ナスのお尻の部分を切り落とします。
もしくは、竹串や楊枝などで穴をあけます。

そうすることで、焼いたときに起こる水蒸気による爆発を
防ぐことが出来ます。

3、焼いた後に皮をむきやすいよう、ナスの長い部分に対して縦に浅く切込みを入れます。

4、魚焼きグリルか、焼き網を使ってナスを焼きます。
皮に焦げ目がついたら、くるりと回転させて、全体をまんべんなく焼きます。

目安は、ナスを押してみて全体が柔らかければ大丈夫です。
竹串を刺してスッと通るかで確認する方法もあります。

5、皮をむきます。

6、良く冷まして、食べやすい大きさに切ります。

7、一度に使う分を小分けにして、ラップで包み、
フリーザーバックに入れて冷凍します。

焼きナスにしてから冷凍すると、生のままで冷凍するよりも
食感が変わりにくいようです。

調理をしてから冷凍する方法は焼きナス以外にもあります。
ナスの素揚げや、みそ炒めなど!

どちらも調理後はしっかりと熱を取って、使う分ごとに分けて
ラップに包み、フリーザーバックに入れて冷凍保存します。

生で冷凍したナスの食感が苦手な方は、調理してから冷凍保存して
みると良いかもしれませんね。

ナスを干してから冷凍する

次にナスを干す場合です。

1、ナスを洗って調理をしやすい大きさに切ります。
干すと小さくなります。
使う時に水でもどしても、完全な大きさまでは戻らないので
多少大き目に切ってもいいかもしれません。

2、切ったナスをたっぷりの水に5~10分程つけてアクを抜きます。
アクが強い夏場は水に塩をひとつまみ~ふたつまみ入れると良いです。

3、アク抜きが終わったナスの水気をきります。
ペーパータオルさっと水気をふき取っておくと乾きやすいです。

4、ざるや、干し網にナスが重ならないように並べて天日干しにします。
2、3日程干してカラカラに乾燥したら完成です。

5、フリーザーバックに入れて冷凍します。

ちなみに、干しナスには煮込んでも形が崩れにくくなる
良いところがあります!

どの方法で冷凍する時でも、美味しさを保つためになるべく
早く凍るようにしましょう。

そんな時、金属のバットやトレイがあると便利です!
凍らせるナスをその上に乗せて冷凍庫に入れます。
そうすることで、より早く凍らせることができます。

ナスを冷凍したあとの使い方は?

冷凍したナスの使い方を紹介します。

ちなみに、冷凍したナスの保存期間は…

生のまま冷凍したナスは1か月くらい

調理して冷凍したものはなるべく早く2週間くらいで
使いきりましょう。

干して冷凍したナスは1年ほどもつそうです。

冷凍したナスを使う時は、凍ったまま「煮物」や「味噌汁」、
「スープ」や「カレー」に入れて使います。

冷凍干しナスも汁物であれば、凍ったまま入れても大丈夫です。

「炒め物」や「揚げ物」はナスの水分で油がはねやすいので
半解凍~解凍して、水気を拭き取ってから揚げると安心です。

他にも「パスタ」や「麻婆ナス」、メイン料理の「トッピング」
として使うことも出来ます。

冷凍ナスの食感が気になってしまう方には「揚げ物」がおススメです。
「麻婆ナス」や「炒め物」は調理時間が短いので、食感が気になる
かもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「ナスの冷凍方法」と「冷凍したナスの使い方」を
紹介しました。

ナスを冷凍する時は、下処理をしてから保存します。

冷凍するとナスは食感が変わってしまうので、
使う時は凍ったまま「煮込み料理」にしたり、
解凍して「揚げ物」にしたりするのがおススメです。

生のナスとはまた違った味わいを楽しんでみてください。

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