レクや通常業務に追われる介護職員の皆様は、日々忙しくて文字を書いたり、絵を描いておしまい!
となってしまいがちなのではないでしょうか?
今回は、忙しい介護職員の皆様が少しの時間や少ない物品で簡単に作って、喜ばれる誕生日カードを紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
デイサービスで作る誕生日カードのあり方
さて、誕生日カード、現在は1年間を通して何枚ほど作成していますか?
少ないところだと10数枚程度、多いところだと40枚近くになるのではないでしょうか?
単純に計算しても一月に1枚ほどは作っていると思います。そして毎回毎回その都度作っていますか?
せっかくの誕生日なので、手作りしないと!と思いますもんね。
でも、それこそが手間だなーと感じてしまったり、簡単に仕上げてしまう原因になっていませんか?
私が以前勤めていた施設でも毎回手作りで作っていましたが、実際シンプルな作りだなって思っていましたし、
時には日付間違って書き直すなんてことをしている人もいました。せっかくの誕生日のお祝いなのに、なんだか切ないですよね。
そもそもどんなものをもらえたらより嬉しいのか?という話になると
★自分のことを考えて作ったことが伝わるもの
★飾っておきたいと思えるもの
★家族がみて、嬉しいもの
などではないでしょうか?
みなさんも人からカードをもらって嬉しいものってこういう要素を含んでいると思いませんか?
しかもやっつけ感があるのって、もらった側もわかりますよね。
とくにデイサービスの場合、本人だけでなく、家族も含めて考える必要があるので、やはりここは気合いを入れたいところです。今後の信頼関係のためにも!
そうはいってもやはり時間もなければ、人手もない!アイディアも思いつかない!という悩みを抱えていらっしゃると思います。ごもっともです。
そこで、簡単に時間をかけずに、完成度の高いものを作ることが出来れば悩み解決ですよね。
ポイントは『まとめて作る』これに限ります。
「えーでもそれって個別性もないし、やっつけ感ありあり。」と思うかもしれませんが、よく考えてみてください。
誕生日カードをもらうのは1年に一人一回なんです。要は去年一昨年と同じものを渡さなければ大丈夫なんです!
他の人のカードがどうか、なんてほとんど見ないし、忘れます。同じものでなければ全く問題ないので、安心してください!
誕生日 カード 手作り
さて、手作りの方法を紹介します。ペンと紙を取り出して。折り紙を折って、絵を描いて。「あーうまく出来ない!」
これが手作りの落とし穴です。手作りに執着しすぎると、こういう悩みが職員を苦しめています。
私のおすすめの手作りは
★パソコンで字体やサイズ、色を変えた「お誕生日おめでとう」「ハッピーバースデー」「1 2 3 4 5」などの文字をとにかくたくさん、色々な種類で打ち出してカラーコピー。
★無料のイラストや写真をダウンロードしてこれまたカラーコピー。
★あとは画用紙にペタペタと貼り付けるだけ。
使う物は、パソコン、紙、はさみ、のり、画用紙だけです。
しかも自分の絵心のなさや、字の汚さは全く関係なく出来ます。
それぞれの文字をとにかくたくさんコピーしておけば、そこから必要なものを取り出してササッと作ることが出来るのです。
パソコンが苦手な方もいらっしゃると思いますが、施設の中に一人くらいはこの位の作業をサラっとこなす人がいると思います。
コピーするのは得意な人に任せて、切り抜いたり、貼り付けるのはまた別の人が行えばいいのです。
得意なこと、自分でも出来ることを分担しましょう。
1から10まで一人でやると大変ですが、分担するだけで全然違いますよ。
誕生日のカードで写真はどんなのがいい?
つづいて紹介するのは、さきほど紹介したものをさらに良いものにするために、写真をつける方法を紹介します。
よくあるのは、誕生日カードのために撮った写真をのせる方法です。
これでも十分嬉しいのですが、デイサービスって年間を通して結構写真って撮っていませんか?
あの写真、一体どうしていますか?撮っただけでおしまいになっている写真、ありませんか?
その写真を誕生日カードにのせたら、わざわざ撮り直す手間がいらなくなりますよ!
だいたい写真をとるタイミングってレクや行事の際だと思うのですが、きっと楽しく取り組んでいる笑顔の写真を残してあると思うんです。
こういう写真をつかうと、多分一番嬉しいのは家族なのではないでしょうか?家族は普段の様子ってなかなか見ることができないことが多いですよね。
「デイサービス楽しく行けているかな?どんなことしているのかな?」と思うこともあると思います。
なので、その様子を誕生日カードにまとめて貼ってあげれば、お祝いもしてもらえて、普段の様子も知ることができます。
「うちのおじいさん、おばあさんはデイサービスで楽しそうだな、良くしてもらっているな、安心するな」と感じてもらえるのです。
写真の貼り方としては
★現像しなくても、カラーコピーでも、そこそこのものが印刷出来ます
この方法なら枚数が多くてもコストも手間もかかりません。
★写真の横に「納涼祭!かき氷を食べていい笑顔!」などちょっとしたコメントを残すと思い出もよみがえります!
まとめ
デイサービスでの誕生日カードの手作りについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?簡単にまとめると
●苦手なことをしてやっつけ感を出すのは切ない
●まとめて準備しておけば、あとは貼り付けるだけ
●苦手なことは、パソコンにお任せ。しかも無料
●写真は思い出を貼ろう
●家族が見ることも考えて作ろう
という感じです。最初は慣れないかもしれませんが、慣れればどんどん効率があがって、
毎回の誕生日カードが大変な作業ではなくなると思います!ぜひ参考にしてみてください!