介護のトイレが頻回の利用者さん対応とオムツ交換の回数

利用者さんによって、排泄感覚や不快感の感じ方等異なりますよね?

中には、排尿がないのに、5分に1度くらいトイレに行ったり、オムツ
を嫌がる利用者さんや逆にトイレに行きたがろうとしない利用者さん
等様々いらっしゃいます。

今回は、排泄に関して

・介護のトイレが頻回の利用者さん対応
・介護のトイレ誘導やオムツ交換について
・介護の利用者さんトイレ回数について

一部分ご説明させて頂きます。

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介護のトイレが頻回の利用者さん対応は?

トイレが頻回の理由は様々ありますが、今までの介護経験での事例と
対応方法についてご紹介させて頂きます。

心因性頻尿

気持ちの問題で、「出そうな気がする」という事があります。背景として
不安に思う気持ちがあったり、嫌な思いをしていたり等あります。

一番簡単な対応方法は、本人が興味あるもの、趣味等集中してできる
事を把握して提供させて頂く事です。

もちろん、本人やご家族から趣味等聞けてそれをして頂く事が一番良い
のですが、その趣味が危険でできなくなったり、高齢でできなくなって
しまった事から、やる事なくて心因性頻尿に繋がる事もあります。

ですから、時間があれば、ゆっくり1対1で会話するというのが良いの
でしょうが、他の利用者さんの対応もあるので、時間を見つけて、間違って
いても構わないので、考えられる本人が楽しめそうなものを提供すると良いと思います。

例えば、パズル・時代劇鑑賞・数字並べ・編み物・紙切り・タオルたたみ等
様々考えられると思いますので、提供し本人が満足するのを見つけるきっかけを作ると良いと思います。

「興味ない」といいつつも、いざ始めると継続したり、本人の表情等様々な
提供したことを比較しつつ観察していくと、利用者さんが好む方向性がより
具体的に見えてくることにも繋がります。

失敗の継続がやがて本人の趣味につながり、トイレの回数が減る事もあるのです。

尿路感染症等病気

尿路感染症等病気によって、膀胱に不快感を感じトイレが頻回になるという事もあります。

今まで、トイレが頻回でなかった利用者さんが急に頻回になった場合に病気
の可能性があります。介護の支援者として、医療職がいればすぐ連絡・相談、
受診時医師に相談、泌尿器科受診等の対応が考えられます。

医療職に連絡する際には、どれくらい前から頻回になったのか、どれくらいの
頻度でトイレにいくようになったか、それまでのトイレ回数はしっかり早めに
伝える事で、大きな問題にならず解決できる事が多いです。

介護のトイレ誘導やオムツ交換について

排泄ケアができれば、かなりの部分落ち着いた生活ができると言われるくらい
とても重要な事になります。

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今までトイレへ一人で行けていたのが、介護が必要になり、申し訳ない思いに
なったり、認知症で自分では一人でできると思って介護拒否して転倒すると
いう事やオムツを嫌がる方等利用者さんによって思いが異なります。

一部分ですが排泄ケアについてご紹介させて頂きます。

トイレ誘導

病気以外の心因性頻尿に関しては介護支援においてトイレの回数が減る
事があります。

趣味等でトイレに対する意識をそらすという方法以外では、利用者さん
本人に納得できる説明をしたり、介護用品で安心感が出る場合があります。

納得できる説明として、医師から「おしっこは我慢しない方がよい」という
言葉を極度に意識して険しい表情でトイレ頻回になっている場合は、逆に医師
から「おしっこは2時間くらい我慢すると膀胱に溜まる訓練になる」というような説明をして頂く事で、
利用者さん本人と介護者ともに穏やかに生活する事ができる事があります。

介護用品としては、失禁がない方でも「漏らすのが心配」という利用者さんの
中には、リハビリパンツやパッドをつけることや近くにポータブルトイレを
置く事で安心でき、結果としてトイレ頻回が少なくなる事もあります。

オムツ交換

2時間に1回オムツ交換し寝返り介助させて頂くという基本はありますが、
その入居者さんによって変えるというのが良いと思います。

基本大半の介護職員は資格を取る際に、自らオムツを履きそこで排泄する
事を経験していますね。

その不快感から自分もそうだから、利用者さんすべてそうだろうと思ってしまう
危険があります。大半の人がそうだから、それ以外の人はおかしいという事
で介護してしまうと、一昔前の問題行動と決めつけてしまう介護に戻ってしまい
ます。

基本日中においては、失禁する前にトイレ誘導するという事と、利用者さん
本人の体力や床ずれ等の心配があれば、その利用者さんの状況に合わせて
オムツ交換やパッドの当て方も様々あるので検討するとよいと思います。

介護の利用者さんトイレ回数について

利用者さんのトイレ回数において、病気や個人の心因性による部分がありますが、
その他に環境によっても変わる事もありますので、紹介させて頂きます。

トイレの数

利用者さんによっては、自分がトイレに入ろうとした時に、他の利用者さん
がトイレを使っていて待たされる事が続き、行ける時に行くという意識が
強くなる事もあります。

ですから、トイレの回数がもともと多い利用者さん同士を近くの部屋にしない
工夫も一つの方法としてあります。

利用者さん同士の相性

同じフロアにいる利用者さん同士で相性が悪く同じ空間にいる事が嫌な事があります。

ただ、利用者さん自身、そのフロアで過ごしたいが、嫌いな利用者さんがいる事で、トイレが頻回になる事があります。

この場合に、仲がよくなるように利用者さん同士と楽しみを共有する支援
をさせて頂いたり、どうしても駄目なら、居室変更や、トラブルになる前に
間に入る等が必要になってきます。

まとめ

簡単にですが、トイレ頻回の利用者さんに対する対応とオムツ交換について
説明させて頂きました。

一番大事なのは、利用者さん一人一人違うので、ケアを日々している皆様
が、ひもときシート等使いケアをしている皆で意見を出し合えば、きっと
解決できるはずです。

この記事が膨大な意見というパズルの1ピースになれば幸いです。

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