七五三が雨の場合どうする?着物の注意点と延期について

お子様の成長を祝う大切な行事、七五三!きっと、前々からいろいろと

計画を練って、準備をして、楽しみにされてきたことでしょう。

それなのに、いよいよその日が近づいてきたら、天気予報は雨!

衣装に着物を着る予定にしていたら、特に雨は困りますよね

泥はねなど、大人でもたいへんなのに、子供はどうなるの!?

いっそのこと延期?と思っても、神社や写真店、衣装のレンタルなど、

予約をしているものは、もしも延期が出来ないと、中止しなければなら

なくなってしまうかも。

こんな事態になったら、きっと誰でも慌ててしまいます。

そのパニックを少しでも和らげられるよう、調べて対処法を考えてみました。

七五三が雨の時はどうするの?

七五三を予定している日が、雨になりそうなとき、どうするべきか悩んで

困ってしまいますよね。

それはやはり、「着物を着て、神社の参拝」というところがネックなのでは

ないでしょうか。

衣装が着物だと、履物は草履(ぞうり)で足袋(たび)着用ですし、着物は、

男の子も女の子も、足もとギリギリまであります。

雨の降る中、神社の境内に入り、ぬかるんだ土の上を歩いて、

御祈祷の本殿までたどり着かねばなりません。

しかも、子供さんですから、3歳参りだと、まだ草履がうまく履けず、

脱げまくります。

もう想像しただけで、叫びたくなりますよね。

そんな中で、予定通り七五三参りをやり遂げるためには、次の選択肢があるかな、

と考えました。

①着物をできるだけ汚さないような工夫をして、がんばる。

②着物は汚れても仕方ないと諦めて、もう悩まない。

③急きょ着物を諦め、洋服の、できるだけフォーマルなものでまとめる。

(この場合、当日の写真館での撮影の時には着物で、そのあとの

お宮参りは着替えて洋服で行きます。)

そこで、次に、着物を諦めずに、なおかつできるだけ汚さずにすむには、

どんな工夫の仕方があるか、ご紹介いたします。

七五三で雨!着物で注意するポイントはコレ!

雨の日の神社のお参りに、着物で行く時、注意したいのはどこかといえば、

やはり、着物の裾などの「泥はね」ですね。

着物は丈が長く、履物すれすれまでありますから、草履で歩くと、

どうしても後ろに泥水が跳ね上がってしまいます。

少し長めのレインコート(合羽)を用意し、着物は裾が短くなるように着つけをして

おきましょう

さらに、大きい傘も用意して万全に!

大人用の傘は、この頃、男性用のかなり大きな物もありますね。

着物は、帯の部分が後ろに出ているので、普段より大きめの雨具を用意する方が

良いでしょう。

また、水たまりなど、少しでも水が溜まっているところを歩けば、

草履は底に高さがないので、足はすぐにずぶ濡れです。

そこで、専用の「草履カバー」を活用する方法がありますが、お子様の場合は、

長靴を履かせることで対応しましょう。

そして、着物がレンタルの場合、汚れるのが心配で気を使いますが、

お店の方は少しくらいの汚れは覚悟されていて、許されることが多いようです。

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ただし、あまり汚れがひどい場合には、クリーニング代を支払わなければ

ならなくなることもあるようですから、はやりできるだけ気を付けたいですね。

その基準などもやはり、お店ごとに違っていますから、気になるようでしたら、

電話で確認しておかれてもいいでしょう。

しかし、汚れの度合いは見てみないとわからないようですし、どれだけ汚れるかも、

やってみないとわかりませんよね。

もし、当日汚れた場合、着物の汚れは、慌てて擦らないのが大切です!

擦ってしまうと、生地の表面が摩耗して、汚れが余計にしみ込んでいって、

落ちにくくなってしまいます。

タオルなどで、軽く押さえるように、汚れを拭きましょう

とっさの出来ごとに慌てないためにも、雨のお参りには、雨具に加え、

タオルやビニール袋などを少し多めに準備して、大きめのカバンに入れ

て持っておくといいですよ。

七五三で雨の場合は延期できる?

さて、七五三を予定していた日に、雨が降る予報が出ていて、予定通り

行うかどうか悩んだら、もうひとつ、「延期」という方法もありますよね。

しかし、自分たちの方はどうにかできても、予約していた神社は大丈夫なのでしょうか。

もちろん、予約のいらない神社なら心配ないのですが、予約制のところは、

空き状況によっては難しくなります。

他の日に延期できるかどうかは、できるだけ早く、神社の方へ電話で問い合わせをして

みましょう。

また、それ以外にも、写真撮影の予約や、衣装のレンタル予約をしていた場合には、

そちらも延期できるか確認しなければならず、もっと大変です。

写真撮影は、予約制で、夏ごろから「前撮り」で済ませておく場合も多いですが、

その方が料金が割安に設定されていてお得です!

写真館の都合なんだと思っていましたが、このシステム、考えてみれば、

お参り当日が雨で大変になっても、「写真は撮ってあるし、大丈夫。」と、

ひとつ大仕事は済ませてあるという、心のゆとりを産む、ありがたいものですよね。

しかし、当日の撮影、ましてや、参拝する様子を撮影してくれるサービスなどを

予約していたら、心配でしょう。

写真館も延期できるとしても、別の日に、空きがあるかどうか、また、

衣装レンタルもするなら、同じ衣装が別の日に用意できるかどうか、

状況にもよりますので、電話で問い合わせをしてみましょう。

まとめ

お子様の成長した晴れ姿を、楽しみに計画していた七五三参り。

それなのに、雨になりそう。

そんなとき、思い切って決行するか、延期するか。

ものすごく悩みますが、予約していたものがあれば、キャンセルはしたくないし、

なかなか決められませんよね。

それぞれに、延期できるか、電話で相談してみましょう。

そのとき、可能ならいつに延期できるかだけでなく、キャンセル料などが

発生するかどうか、また、最終的にはいつまでに連絡すればよいかなど、

忘れずに確認しておきましょう。

神社の場合には、もし、予定していた神社が延期無理だとなれば、お近くに、

予約なしで祈祷してもらえるところがないか、探してみるのもひとつの方法ですね。

延期する場合のことを、いろいろと考えましたが、晴れの日よりも確かに気苦労も多いし、

たいへんではありますけれども、雨降りの中の七五三も、

思い出に残る素敵なものにできる!なった!という意見が多いですよ。

もし3歳のお祝いなら、まだ小さなお子様ですので、パパががんばって

祈祷場まで抱っこしていく、という技を使うこともできますし、

雨でたいへんだったという思い出もできます。

きっと、どっちにしても、後から思い返せば、いい思い出になるものです。

まずは、パパやママが気を楽にして、どうするか家族でよく話してみてくださいね。

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