喪中に七五三のお参りはできる?写真は?時期をずらすならいつまで?

我が子のこれまでの成長を感謝し、この先の健やかな成長も祈願する、

大切な節目となるお祝いの行事、七五三!

パパ・ママ、みんな楽しみにしていたことでしょう。

でももし、喪中(もちゅう)と重なってしまったら?

喪中の期間であっても、神社にお参りはできるのでしょうか?

また、写真は撮りにいっても大丈夫なのか、もし時期をずらすとしたら、

いつまで待てば良いかなど、わからないことだらけですよね。

そんなお悩みに直面したあなたのために、どうするのが良いのか探って

みましたので、対処の方法をご紹介いたします。

喪中と七五三が重なってしまったらお参りはどうする?

昔から、家族や親族に不幸があると、忌中・喪中の期間は、故人の死を

悼み、お祝い事などは行わないで「喪に服する」という習わしがあります。

法律で決められているわけではないので、罰則もありませんが、現代で

もこの風習は重んじられ、精神的な部分が大きく関係しており、守られる

ことが多いですね。

これは、どんなに科学技術が発達しても、変わらないことなのでしょう。

やはり、仏教や神道を大切にするということが、この現代でも、私たちの

心のよりどころとなっているからではないでしょうか。

しかし、我が子の大切な行事である「七五三」と、身内の不幸が重なって

しまった、パパやママにとっては、心を悩ませることになりますよね。

きっと、お子さんの笑顔を思い浮かべながら、神社の参拝、写真館、

衣装と、さまざまなことを準備して、七五三をお祝いし、思い出の日に

しようと、考えを巡らせてこられたはずです。

また、お子様にとっては、一生に一度のこの時期にしかできない行事です

から、なんとかしてやりたいと思うのも、親心というものでしょう。

ところが、やはり神社には、不幸があってから50日間、つまり五十日祭が

終わるまでのあいだは、お参りはできないことになっています

神社によっては、注意事項としてはっきりと示してあります。

これは、神道において、人の死は穢れ(けがれ)であり、忌み嫌うべきもの

とされるからです。

やはりその期間は、神道を重んじ地域の習わしに従って、神社へのお参り

は、避ける方が良いでしょう。

喪中に七五三の写真を撮るのはいいの?

喪中であっても、七五三の写真撮影をするのは、差支えありません

写真館側には、喪中ということに、何もこだわりはないのですから、全く

かまわないのです。

あとは、写真を捕ってもらう側の考え方に、かかってくるわけです。

パパとママは、喪中でも、七五三を迎えた我が子の、その時その歳の

記念を、写真に残したいと考えたけれど、じいじ・ばあばなどの親族が、

ちょっと待った、と物言いをする場合もあります。

揉める原因を作らないためにも、父方・母方、双方の家族の意見も聞いた

うえで、検討してみましょう

どこで写真撮影をしてもらうか迷ったらここの写真館を覗いてみてはいかがでしょうか。

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七五三の時期をずらすのはどの期間なら大丈夫?

ところで、「喪中」とは、どれくらいの期間かといいますと、不幸があって

から一周忌の法要をすませるまで、と考えていいと思いますので、だい

たい1年間ということになります。

その間に七五三を迎えるお子様がいて、「喪中だから神社へのお参り

をやめておく」となると、写真撮影だけ済ませて、お参りを次の年まで

待つというのは、悩みますよね。

そこで、少しだけ時期をずらして、その年になんとかできないだろうかと

考えますが、どの期間なら大丈夫!という目安があれば助かります。

喪中と忌中(きちゅう)ということばがありますが、この二つの違いを知れ

ば、考えやすくなりますよ。

喪中は約1年間ですから、その間に、また普段の生活に戻れるよう、

少しずつ立て直していこうという意味あいもあります。

それに比べて「忌中」の方は、短い期間ですが、亡くなられた方の御霊を

弔いながら、自身の悲しみも癒しつつ、謹んで静かに過ごす期間とされ、

昔は、一切の外出も控える、という地域もありました。

そして、一般的には、忌中は49日の法要が済むまで、なのですが、亡く

なられた方がどんな関係にある方かによって、変わってくるのです。

一番長いのが、父母・配偶者の場合の50日で、祖父母の場合が30日、

兄弟・姉妹・子供が20日、孫が10日、という期間の目安があります。

この忌中が終わって「忌明け」を迎えたら、まだ喪中であっても、参拝して

大丈夫だと判断する神社もありますし、親族としても、そう判断しやすい

のではないでしょうか。

実際、まだ喪中でも、少しずらして、忌明けまで待ってから、七五三の

参拝や内輪のお祝いをする場合も、よくあるようですよ。

しかし、神社の考えも地域によって違いますし、悩んだら、一度、神社に

電話で相談してみるのも良いですね。

これでもし、参拝しても大丈夫だというお墨付きを、神社側からいただ

けたなら、物言いをしている親族にも、説明・説得しやすくなり、助かり

ます。

まとめ

お子様の大切な行事、七五三と喪中期間が重なってしまったら?

そんなお悩みを持ったパパ・ママの疑問に、お答えできるよう、

いろいろと七五三事情を探ってみました。

神社における神道の考え方では、やはり、身内に不幸があると、50日

間は鳥居をくぐらない、つまり、お参りは控える方が良いようです。

しかし、それをすぎれば、まだ1年間の喪中期間であっても、参拝して

大丈夫だということですね。

神道でいう五十日祭は、仏教の49日法要に当たる儀式で、「忌明け」

という意味で考えると、少し期間をずらすことで、対応できる場合もあり

ますので、各神社に連絡して、相談してみるのがおすすめです。

また、お子様のパパ・ママの意向だけでなく、親族の方からも、どうする

べきかという意見が、色々と出てくることもありますから、じいじ・ばあば

にも相談してみるのがいいかな、と思います。

そして、写真館での撮影に関しては、何も問題はありませんから、どうし

ても参拝やお祝いが無理な場合には、写真撮影だけはその年に済ま

せておき、お参りなどは翌年に行う、という方法もありますよね。

それでも、その歳のお子様の晴れ姿は、しっかり写真で残せますし、

神様への御祈祷は、延期にはなりますが、どうしても気になれば、忌明け

に、健康祈願を行ってもよいし、きっと神様は待っていて下さるでしょう。

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