いわしは価格変動が激しく、一時期価格が高騰したり、
店頭から見かけなくなったりしましたよね。
『いわし』という名前のつくお魚は色々あるのですが、
一般的には、『真いわし』『うるめいわし』『かたくちいわし』が、
良く知られているものではないでしょうか。
栄養面からしても、タンパク質・ビタミン類・葉酸・カルシウム・
鉄分や、話題のDHAやEPAも豊富に含まれています。
積極的に摂りたい栄養素がたくさん含まれているので、
ぜひ食事に取り入れていきたいですね。
購入してきたまま保存するよりも、下処理やお料理をしてから
冷凍保存する方が便利ですし臭みもなくなり良いでしょう。
まず下処理ですが、頭を包丁で切り落とし、
洗い流しながら指でそのまま腹を開き、
内臓と骨を取り除くとササット下処理できますよ。
もしウロコがまだ付いているようであれば、
これも指で洗い流すとすぐに取れるので取ってしまいましょう。
その後、水を切って酒と塩を振ってしばらく置く。
ここまですれば後は自由です。
ボウルで下処理をしたものを水で洗い流し、
キッチンペーパーで水切りをして冷凍するのも良いですし、
調理してから冷凍保存するも良いと思います。
個人的には調理済みを冷凍する方がスグに食べれるので、
調理してから冷凍保存をすることをオススメします。
残念ながら、いわしを冷凍でそのまま保存するのはオススメしません。
前述のように、下処理はしておいた方が良いでしょう。
頭を切って洗い流すだけなので、簡単ですよね。
そこまではやってしまいましょう。
◆材料
・いわし 4~5尾
・生姜 2かけ
・濃口醤油 大さじ
・砂糖 大さじ1杯半
・酒 大さじ2
◆作り方
①下処理をして、3等分に切る。
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②生姜を千切りか薄切りにする。(千切りがオススメです。)
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③鍋の大きさは、いわしがちょうどキレイに並ぶくらいの大きさで、
いわしがギリギリ隠れるくらいの水と酒(大さじ2)生姜を乗せる。
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④落し蓋を乗せ、中火にし沸騰してきたらアクを取り、少し弱火にする。
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⑤5分程煮て、いわしに火が通ったら砂糖と醤油を加える。
※おはしで混ぜてしまうと、いわしが崩れてしまうので、鍋を軽く回し、
全体に回るようにすると良いでしょう。
↓
⑥5~10分程煮詰めればサッパリ系の仕上がりになり、
10~15分程煮詰めればいわしにしっかり味がしみ込み、
ご飯にもお酒にもあう仕上がりになります。
その辺はお好みでどうぞ。
私は冷凍派なので冷凍してしまいますが、
冷蔵庫で2~3日は持つと思います。
◆材料
・いわし (お好きなだけ)
・大葉 いわしの数の1/2枚
・塩胡椒 適量
・片栗粉 適量
・油 適量
◆作り方
①大葉を半分に切る。
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②下処理済みのいわしの腹に大葉を挟む
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③片栗粉をまぶす
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④フライパンに多めの油を入れ揚げ焼きにする。
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⑤揚げ焼したものに塩胡椒を軽く振る。
こちらも冷蔵庫で2日くらいはもちますが、
再加熱の場合は、電子レンジではなくトースターで温め直した方が
ベタっとせずに美味しく頂けます。
大葉といわしは良く合うのでこのコラボは美味しいですよね。
私は煮付けより好きです。
片栗粉をまぶさずに、フライにしてしまっても良いと思いますよ。
栄養価の高いいわしをいかに美味しく頂くかは、下処理が大事です。
内臓や血合いはキレイに洗い流さないと臭みの原因になるので、
ササット出来る下処理ですが、洗い流しは丁寧にした方が良いです。
下処理さえしてしまえば後は焼いても煮ても美味しく頂けます。
栄養満点のいわしを色々アレンジしてみると、
飽きずに美味しく頂けますよ。
いわしの生姜煮に梅を入れても美味しいですし、
大葉の挟み揚げ焼きも、揚げてから甘酢に漬けると南蛮漬けです。
色々試してみて下さいね。