国産かぼちゃは春に種を蒔き、夏〜秋にかけて収穫されます。
栽培自体も簡単で、種を蒔いたら放っておいても成長します。
また、他の野菜と比べて強健で、こぼれ種からも発芽し成長すると言われるほどです!
かぼちゃはの栄養素は主にビタミン・食物繊維・βカロチン。
かぼちゃを食べると風邪をひかないと言われていますが、これはβカロチンが体内でビタミンAに変化するのですが、このビタミンAが粘膜や抵抗力を高める効果があるからなのです。
かぼちゃは甘みが深く、料理以外にお菓子に使われたり何かと幅広く利用できる野菜ですが、栄養もしっかり含まれていますので、旬の時期には様々な食べ方で楽しみたいものですよね。
旬の時期には丸ごと一個いただいたりなんてこともあると思いますが、かぼちゃの皮は硬くなかなか簡単には切れません。
皆さんも一度は経験があると思いますが、何もせずにかぼちゃを切ろうとして包丁が抜けなくなってしまった…こうなってしまうと、無理して抜こうとすれば怪我に繋がってしまうことにもなりかねません。
ということで、今回は丸ごと一個かぼちゃをいただいた場合の包丁での上手な切り方についてご紹介していきます。
ちょっとコツを掴めば、簡単に切れますので是非皆さんもやってみてください〜!
かぼちゃの皮は硬く、包丁で切り込みを入れたはいいものの抜けなくなってしまった…
こんな経験は皆さんも一度はありますよね。(私も有ります…)
ということで、まずはかぼちゃから包丁が抜けなくなってしまった際の対処法からご紹介しますね。
〈対処法〉
かぼちゃから包丁が抜けなくなってしまった場合は…
② 切れ目に菜箸などを差し込み、スペースを作って抜けなくなった包丁を抜く。
③ 抜けない状態の包丁の上からふきんやタオルなどを被せ、カナヅチなどで叩いて押し切る。
このような対処法がありますが、抜けなくなってしまった場合は、“どうにかして抜くか、押し切る”かになると思います。
切り込み具合をみて抜くか押すかを判断し、一番いい対処法を選んでくださいね。
どちらの場合にも怪我には十分に注意をして軍手をはめるなどの対策を行ってからすることをおすすめします。
包丁が抜けなくなってしまった場合の対処法はお分かりいただけたと思いますが、初めから、そうならないことが一番いいですよね。
かぼちゃを上手に切るコツ! これを知っておけば、包丁が抜けなくなって四苦八苦しなくて済みますよ。
〈上手に切るコツ〉
丸ごと一個の場合は電子レンジで5〜6分加熱してから包丁を入れると簡単に切ることができます。
※電子レンジを使って切りやすくする場合は、こまめに具合を見ながら時間の調節を行なってくださいね。
ヘタの部分に菜箸を指し、穴が開いた部分に包丁の先でまず切り込みを入れていきます。
(力がかかる面が小さいので、比較的小さな力で切り込みが入ります)
半分くらいまで切れたら、反対部分、裏側も同様に切り込みを入れれば切れます。
※菜箸は貫通させなくても入るところまでで大丈夫です。
※切る際は、かぼちゃの下に布巾などを敷いてから切ると安定良く切れます。
かぼちゃの切り方って料理によって様々切り方があるのはご存知ですか?
それぞれ切り方をご紹介します。
煮物の場合は一口大に切るのが基本。
4分の1にカットしたかぼちゃを、縦に3等分に切ります。
それを横にして、お好みの一口大に切っていきましょう。
切り口の面取りをすると煮崩れ防止になります。
炒め物にする場合にはサッと火が通りやすくするために比較的小さめに切ります。
4等分したかぼちゃを縦に3等分くらいに切って、それを横に薄くスライスしていきましょう。
揚げ物の場合は4等分したかぼちゃを横半分に切ります。
そして縦に5ミリ程度にスライスしていきましょう。
タネとワタを取り除き、使う分だけを電子レンジで加熱します。(700w、3分〜5分)
火が通ったら果肉の部分をスプーンですくい使います。
裏ごしすると口当たりが良くなり食べやすくなりますよ〜。
※電子レンジから出たすぐは非常に熱くなっていますので、粗熱が取れてから行なってください。
かぼちゃは切って置いておく場合にはタネとワタは取り除いてから保存しましょう。
そのままにしておくと、冷蔵庫に入れておいても傷みが早くなります。
いかがでしたでしょうか。
かぼちゃは皮が硬く、切るのに時間がかかったり、切れなくて手が痛くなったり…。
上手に切れないと、せっかくいただいてもなかなか使おうとも思えませんよね。
今回ご紹介した、〈上手に切るコツ〉を使えば、今までの苦労が考えられないほど簡単に切ることができると思います。
今までかぼちゃを切るのには苦戦していたという方は是非挑戦してみてください。
いずれのやり方にしても、火傷・怪我には十分注意してくださいね!