保育園の入園式で司会に求められる挨拶や例文をわかりやすく教えます

保育園生活の1年のスタートとなる入園式。

在園児、新入園児の子ども達もその保護者も新しい生活のスタートにドキドキワクワクしています。

そんな入園式の司会になってどのような内容にしようか、司会はどうしようかと悩んでいる保育者は多いのではないでしょうか。

そこで今回は入園式での司会の仕方、挨拶における注意点と例文をいくつか紹介していきます。

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保育園の入園式で司会の注意点は

保育園の入園式で大切なことはワクワク楽しい、保育園生活へのウキウキ感が感じられるような場であることです。

在園児の親子は新たなクラスへのドキドキ、新入園児の親子は新しい環境へのドキドキと不安が入り混じった中での入園式です。

司会をするにあたっては、その不安を吹き飛ばせるような楽しい環境づくりとなるようにすることが大切です。

司会として進行をするときには、

・子ども達にも保護者にもわかりやすいように、

ある程度ゆっくりとしたスピードで話す

・子ども達に向けて話すときには明るい声で、

保護者に向けて話すときには明るいけれど落ち着いた声で話す

・子ども達が楽しめる簡単な手遊びや歌を用意しておく

この3点が特に大切かと思います。

ただ明るいことだけでなく、保護者の方に対しては落ち着いた声で話すことによって、式自体にもメリハリがつきますし保護者の方も安心して預けられる環境づくりの一つにもなります。

簡単な手遊びは、どの年齢でも初めての子ども達でもできるようなグーチョキパーやとんとんとんひげじいさんなど単純なものがおすすめです。

保育園の入園式で挨拶を行う保育士はなにを話せばいい?

入園式の一般的な流れは、

・園児入場(最初から会場集合の場合もある)

・開式の言葉(入場と前後する場合もある)

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・理事長挨拶

・来賓による祝辞

・園歌

・祝電披露

・保護者会、おやじの会代表挨拶

・園長挨拶

・担任紹介

・季節の歌

・閉式の言葉

・退場

項目は前後するところがあるかと思いますが、このような流れでしょう。

入園式の司会になったら流れをスムーズに進めるように進行をしていきます。

ここで挨拶をすると言ったら、担任紹介のところでしょうか。

担任紹介は1年間子ども達がどういう先生たちと過ごしていくのか知るための大切なものです。

・クラス名と自分の名前を明るく語りかけるように言う

・1年間どのように子ども達と過ごしていきたいのか、どのようなクラス作り

にしたいのか

この2点をしっかり子ども達や保護者に伝えるように挨拶しましょう。

保育園の入園式の挨拶における例文をご紹介

 

最後に、入園式での挨拶に使えるような例文を紹介します。

・開式の言葉

「これより(それでは)平成○○年度、□□保育園の入園式を始めますとりおこないます」

「□□保育園のみなさん、保護者の皆様ご入園おめでとうございます。

これから始まる保育園生活が充実したものとなるように職員一同力を合わせて

参りたいと思います。

よろしくお願いいたします。」

・閉式の言葉

「これをもちまして、平成○○年度、□□保育園の入園式を

終わりとさせていただきます。」

基本的に司会進行は流れに沿って進めていくだけです。

入園式は30分~1時間以内で終わることがほとんどですが、子ども達にとっては

とても長く小さい月齢の子ほどじっとすることは大変です。

閉会の直前には必ず、

「お友達、園長先生たちからのお話がたくさんあったけどとても上手に

最後まで聞けましたね。」

と子ども達を誉めてあげましょう。

まとめ

入園式の司会は保育園生活が始まる1年で大切なものです。

しかし、スムーズに進行を進めていくことが基本なので、そんなに難しく考える必要はありません。

とにかく楽しく、明るい雰囲気づくりを心がけましょう。

また、園によっては最初から会場に子ども達や保護者が入って待っていることがあります。

そのようなときには、子ども達の様子を見ながら開式の前に少し手遊びを行い、子ども達が落ち着くようにするのも司会の役割です。

緊張するかとは思いますが、笑顔を忘れずに頑張ってください。

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