保育園でお泊まり保育のねらいは?内容と時期のおすすめも

お泊り保育が始まるのは大体寒くない梅雨の過ぎたあたりから夏休みにかけてが多いでしょう。

園内は空調設備もありますが家に比べて完全に温かいわけではないのと、冬はウイルスも増えるので夏場をオススメしています

しかしお母さんから離れて行う初めての保育園でのお泊り。

子供たちも職員も不安なことや気を付けることが沢山あります。

どんなことに気を付けたら良いのかを分かりやすく簡単にお伝えしたいと思います。

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保育園でお泊まり保育を実施するねらいとは?

そもそも何故「お泊り保育」という行事を行う必要があるのでしょうか?

できれば大好きな親のところが一番なにもなく安心ですが、きっとこのようなねらいがあるからだと思います。

・いつもと違う環境で行われることを楽しむ

・親から離れて過ごす習慣を身につける

・一人で身の回りのことができるようにする

中心となるねらいは「一人でできること」になっていきます。

いつしか自分の力で自分のことを行わなければなりません。

お泊り保育は初めての一歩といっても良いでしょう。

そして行う年齢は5歳になります。

4歳から行っているところもありますが、ここは園によって違いがありますのでよく園長先生と話し合って決めましょう。

4歳と5歳ではできることも少し違ってきます。

また、いつも自分の家で行っていることが違う環境で行われるので「いつもと違う環境」にどれだけ適応できるかも少しの月齢で違ってきますので要注意しましょう。

子供たちは楽しさ半分不安半分の子もいますので保育者は一人ひとりきちんと目を配り、保護者から受けた伝言など取りこぼしのないように気を付けて行いましょう。

そしてもう一つ。

ねらいにはありませんが、

「こどもたちが日常行っていること」

つまり親がこどもにどのように教えているのかが現れる瞬間でもあります。

気になっていたり少し家庭環境が気になっている子は家の様子が少し現れることもあるので、

もし、何か気にかかっていたら注意してみておきましょう。

大事なカギになったり子供と親の為に力になれることも生まれてきますよ。

保育園でお泊まり保育の内容はこう決める

お泊り保育は本来の下校時間まではいつも通りです。

違ってくるのはそこからです。

さて、どんなスケジュールが良いのかざっくりまとめてみました。

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16:00 本来なら降園だが、大体18:00まで自由遊び

18:00~片付けや夕飯の支度

18:30~みんなで夜ご飯

19:30~お風呂

20:00~ 少しミニゲーム

20:30 就寝

本当にざっくりですが逆にいつも遊ぶ自由時間に、みんなでビデオを見たり、みんなでできる遊びをしてみたりなどあるでしょう。

中には通常の保育時間からお泊り保育のカリキュラムを組むこともありますが、それは園によって違うので確認しましょう。

夜ご飯は昼食と同じ感じで大丈夫ですが、お風呂に関しては人数が少なければみんなで入っても良いでしょうが、少し多い場合はバケツリレー方式で

髪を洗う人→流す人→体洗う人→流す人→お風呂で数を数える人→体拭く人→服は自分で着てもらう→髪を乾かす人

このようにリレーにすると、とてもスムーズになります。

就寝の前は歯磨きがあったり、中には薬を事前に処方されている家庭もあるかと思うので、どの子に何をするのかを大きな表などにして漏れのないように就寝へ向かいましょう。

夜中もトイレに起こしてほしいという家庭もあるかと思うので、職員が夜もちゃんと巡査して気をつけてこどもたちの配慮をしていきましょう。

保育園でお泊まり保育の時期はいつがいい?

冒頭で少し書いてしまいましたが、「夏」が良いでしょう。

中には違うところもありますが、この時期をオススメする理由としては

・寝具一式薄いので荷物が少ない

・寒さ対策がほぼ必要ない

・ウイルスが少ない

・陽が下りるのが長い

保護者の方々は持たせる荷物は軽くしたいと思います。

プラス冬だと中には乾燥から

「うちの子は加湿器がないとダメ」

「暖房はつけない」

などなど温かくするにあたっていろんなことがあります。

夏なら自然の風で対処できたり、なによりもウイルスが一番少ない方の時期なので、夏に行うところが多いかと思います。

また、寝具や寝間着も厚手のものがいらないので体温調整も気にかけずに済みます。

ですので「夏」をお勧めします。

お風呂上りも湯冷めで風を引くことも少ないでしょう。

まとめ

今まで書いてきたことをまとめてみました

・保育園のお泊りでのねらいは「一人立ち」がメイン

・保育園のお泊りの内容はいつも通りだが夕方から少し楽しみも入れたカリキュラムにする

・保育園のお泊りの時期はウイルスや湯冷めの少ない夏がオススメ

お泊り保育も、園で行うのか。別の場所で行うのかで配慮が異なりますが、どちらにしろこどもたちにケガをさせないで、いつもと違う環境で「不安」を大きくさせるのではなく「楽しみ」を膨らませてあげましょう。

成功することを応援しています。

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