そら豆豆苗は緑黄色野菜としても、とても栄養価の高い野菜でβカロテンやビタミンB群、ビタミンkや葉酸などが多く含まれている野菜なんです。
クセもなくどんな料理にも合わせやすいく、生でも炒めてもgood。
そんな野菜の優等生、そら豆豆苗の栽培から、食べた後の再生方法、育て方のコツなどを詳しくご紹介したいと思います。
そらまめ豆苗の栽培方法!失敗する理由と育て方のコツをご紹介
では、早速そら豆豆苗の栽培方法についてご紹介します!
まず、買ってから料理などに使用する際の茎の切る場所も重要になってきますので、
もう切ってしまったって方は、その切った根元の部分を見て栽培できるかを確認してみてください。
根元にある小さな2つの脇芽を残っていますか?
もし1つは残っているけど…という方も、少し時間がかかってしまいますが、栽培できますよ!
その脇芽が新しい芽となり、また育ってくれるのでそこを残さず切ってしまうと、栽培は厳しいです…
コツは豆から4センチ程度上を切って脇芽を残す事ですよ〜
再収穫可能?そらまめ豆苗の再生栽培について
次に再収穫について、ここからが大事になってきます。
そら豆豆苗は水耕栽培なので、根の部分を水に浸けて栽培しますが、
その根の部分が水に浸かり過ぎていても、根の呼吸ができず腐ってしまいます。
目安としては、根の半分が水に浸かる程度がいいかと思います。
そして、その水は毎日新しいものに替えることも重要な点です。
特に暑い夏など、3日取り替えなかっただけで、育たなくなったという方もいらしゃいますので、ご注意を。
そこまでをクリアしていけば、後はどんどん芽を伸ばし2週間ほどで、購入した時と同じ背丈になります。
それまで少しだけ注意して、お世話をしてあげてくださいね〜
そらまめ豆苗は黒くなったら再生不可?育成のコツ
ここまで、栽培方法やその重要点についてご紹介してきましたが。
これまで実際に育てたことがある方で、茎や根の部分が黒くなって育たなかったという経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず、その黒くなる原因は、そら豆に多く含まれるポリフェノールが細胞内の酵素によって酸化したものです。
こう言われても、ピンとこないですよね。身近なもので言うと、リンゴを切って置いておくと黒くなりますよね。その原理と同じなのです。
そして、この黒くなってしまった部分は、温度上昇などの外的ストレスによって傷みやすい、またはもう傷んで弱ってしまっているというサインでもあるのです。
ですので、黒くなった場合はもう再生栽培は見込めません。特に暑い夏などは室温の上昇により弱ってしまいますので、冬場よりも、温度に気を配る必要があります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
スーパーなどで100円程度で売られている、そら豆豆苗ですが、栄養価も高く、その上再生栽培までできてしまえば、色んな面で助かりますよね。
買った野菜が、自宅でもう一度栽培できるという他の野菜にはない楽しさもあるのではないでしょうか。
家庭菜園が得意ではないという方にでも、小スペースで、コツと栽培環境に気をつけてあげれば簡単に育ってくれます。
気をつけて育ててあげれば、2回は再生してくれるようなので、興味のあるかたは挑戦してみてはいかがでしょうか。