アジは、年間通して美味しく食べられる魚ですが、一番脂が乗って美味しく食べられる時期は、5月〜8月です。
一般的にアジと言われれば、「真あじ」を指します。
真あじは、長崎や鹿児島・和歌山などで最も多く獲られていて、有名なブランドとしては、大分県の「関アジ」は、よくご存知の名前ではないでしょうか。
釣りが好きで毎年アジを釣りに出かけるという方もいらっしゃると思いますが、釣った後の保存はどのようにされていますか?
釣るポイントが当たれば、何十匹と釣れるアジですので、一匹ずつナイフ絞めする場合は、少し手間がかかってしまいますよね。
そんな時におすすめなのが「氷絞め」ですよ〜!!
氷絞めは、釣る前に準備をしておけば、釣った魚を入れるだけなので、ストレスなく釣りを楽むことができると思います。
今回は、アジ釣りに行った際の、保存方法の仕方と注意点についてご紹介したいと思います。
アジ釣りでの持ち帰り方法!小型魚の鮮度を保つ氷絞めの仕方
アジ釣りに行って、大量に釣れた場合など、持ち帰る時にどうしようかと悩んでしまいますよね。
生魚は鮮度が命とも言えますので、その保存方法が重要になってきます。
私がおすすめするのは、鮮度が保たれやすい、氷絞めです。
氷絞めに必要なもの。
・氷(なるべく溶けにくい大きなもの)
・海水
・海水を汲むためのバケツ
上記は、氷絞めをする・しないに関係なく、釣りに行く際には持って行っているものだと思いますので、特別準備をしなくても大丈夫ですよね。
そして、釣りを始める前に、クーラーボックスの中に氷と海水を入れ準備をしておけばOK!
では、次に氷絞めのやり方です。
やり方もいたって簡単です。
釣ったアジを、氷と海水を入れ準備しておいたクーラーボックスに入れるだけです。
とても簡単なうえ、手間のかかるナイフ絞めよりも鮮度が保たれます。
アジ釣りの氷絞めは袋に入れても冷える?間違いやすい保存の注意点
では次に、氷絞めをする際の注意点について。
クーラーボックスの中に氷を入れておいても、釣った魚をビニール袋などの中に入れた後、クーラーボックスに入れ保存しては、全く意味がありません。
これは、ビニール袋の中の魚を、氷の冷気で冷やしているだけなので、魚の鮮度が保たれるほどの冷気にはいつまでたってもなりません。
このやり方では、鮮度が落ちるだけではなく、夏場の暑い時期には食中毒の原因にもなりかねませんので注意してくださいね。
重要なのは、釣った魚は直接、氷海水に触れさせて冷やすこと!です。
クーラーボックスに直接、釣った魚を入れると、汚れたり匂いがついたりと後処理が大変だとは思いますが、鮮度を保つためにも、この場合は直接魚を入れるようにしてくださいね。
アジ釣りにペットボトル氷!持ち帰りに使う氷の便利なアイディア
氷を持って行くにしても、家庭の冷蔵庫でできるような小さな氷ではすぐに溶けてしまい、あまり意味はありません。
だからといって、 釣りに行くたびに大きな氷を買ったりするのは面倒ですよね。
そんな時には、使い終わって不要になったペットボトルに水を入れて凍らせて持っていけば便利です。
500㎖サイズのもであれば数本、2ℓサイズのものであれば1本で十分に冷やしてくれます。
そして凍らせておいたペットボトルを、海水入りのクーラーボックスに入れるだけですので、楽チンです。
ペットボトルであれば、とても手軽に用意できると思いますので是非活用してみてくださいね。
まとめ
旬の時期に、旬の魚を釣りに行き、持ち帰って食べる。
最高に美味しく召しあがれること間違いなしですよね。
美味しく食べるためにも、釣った後の魚の鮮度を保っておくことが重要です。
間違ったやり方だと、食中毒の原因にもなりますので適切に行ってくださいね。
今回ご紹介した保存方法は、とても簡単で、ほとんど手間もかからないと思いますので是非活用して、美味しい魚釣りを楽しんでくだい。