老人ホームでの運動会!!目的や選ぶべき種目と喜ばれる賞状とは!?

日々のレクリエーションや日常業務お疲れ様です。

今回はレクリエーションよりグッとイベント感が増す、「運動会」をテーマに
お話していきたいと思います。

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老人ホームでの運動会の目的は?

さて、運動会といえば、幼稚園くらいから高校・大学、場合によっては企業内
でも幅広く行われる行事ですよね。

私の記憶の中では学生時代が最後だったと思いますが、運動会に向けて、
日々練習をしたり、当日はいつもと違う雰囲気にワクワクしたり、
いつもはあまり話さない人とも一致団結してより仲間との絆が深まったのが思い出されます。

そう、テーマにもあるように、運動会の目的ってそこなんですよね!

「でも高齢者に運動会って・・・ケガしそうだし、そもそも出来るの?」

と感じてしまうことも大変納得です。

私もそう感じます。しかし、それらの不安を最大限減らしていくことが出来れば、
高齢者だって一致団結して、ワクワクして、絆を深めることが出来たら、

もっともっと自分の生活する老人ホームが好きになると思うんです。

次の項目ではどんな種目を選ぶことがおすすめか、紹介していきたいと思います。

老人ホームでの運動会 おすすめの種目はこれだ!

前項でも書きましたが、高齢者の運動会って、不安がつきものなんです。

加齢により筋力が低下、人によって抱える病気が違う、そもそも運動制限
がある、ケガをしたらその人の人生を左右する可能性が高いなど。

考え出したら不安ばかり出てきますよね。

そこで、課題となってくるのは、高齢者一人一人に合わせた種目を選ぶことなんです。

ここでは、高齢者の抱える問題別に種目を割り振って
行こうと思います。

日常生活動作自立(歩行が出来る、自分のことは自分で出来る)

徒競走、玉入れ、リレー、綱引き、玉転がし、ダンス
見てもわかるように、日常生活動作が自立している方は、小学生の時に行って
いた運動会の種目はほぼ実施可能です。

認知レベルによって1人1人が独立して行動出来るとは限らないので、
適宜職員の誘導や指導は必要になります。

日常生活動作一部介助が必要(歩行や自分の身の回りのことに少し介助がいる)

座りながら玉入れ、座りながらダンス、座りながらボール送り、座りながら旗揚げ
これらの種目は日常の生活動作で介助が必要な方対象となっているので、
筋力の低下、転倒リスクが高いといえます。

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しかし、安全を確保して最大限手を使って動ける種目だと思います。

ダンス以外は点数制にも出来るので運動会の種目として十分使えますね。

日常生活動作に全介助が必要(歩く事が出来ない、自分のことが自分では出来ない)

ピンポン球うつし(箱から箱へうつす)、
応援(うちわを振ったり、メガホンを持って応援)、
旗揚げ簡単バージョン(旗を持てなければ手の上げ下げのみなど)

生活に全介助が必要な方は腕や指が思うように動かせない方も多くいます。

そこでより動作を簡略化したものをあげてみました。

応援は一見種目とは違う気もしますが、
チームごと一丸となって応援することで一体感が生まれます。

また、応援自体も点数化すれば競技として入れられますよね!

種目を3パターンに分けて提案してみましたが、このように高齢者の
活動レベルに合わせて考えてみると、リスクを抑えながら出来ることがハッキリしますね。

老人ホームでの運動会で喜ばれる賞状を用意しよう!

運動会といえば点数をつけて競うものですよね。一番になると感動も大きいです。
優勝したチームには豪華なキラキラした色を使った賞状を作るのがおすすめです。

さて、問題なのは優勝したチーム以外はなにもなしでいいの?という部分です。
勝負という面だけで見てしまうと、つい優勝チームにだけ目がいってしまい
ますよね。でも他のチームも同じように頑張った事実は無視できません。

そこで、優勝チーム以外に用意出来る賞状の案をいくつか提案します!

★最高の応援賞(応援グッズや声援の大きさ)
★最高の笑顔賞(笑顔が輝いているチームへ)
★最高の団結力賞(みんなで頑張ろうと一致団結したチームへ)
★最高のアイディア賞(工夫をこらして競技に参加したチームへ)

いかがですか?ただの参加賞よりなんだか嬉しいと思いませんか?

せっかく頑張った運動会なので、勝ち負けだけに意識を向けるのではなく
全体をみて一人一人の良いところをみつけられると良いですよね!

また、この記事を読んでもっともっと色々なアイディアが出てくると嬉しいです!

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