冬瓜は6月頃から9月頃が旬の野菜です。
その名前の由来は、丸のままの状態であれば、冷暗所で冬まで保存することが出来るというところから名付けられています。
時期になると、スーパーなどで、丸のままの状態やカットされて、販売されているのを目にしたことがあるのではないでしょうか。
果実は95%の水分を含み、100gあたりのカロリーが16kcalと低いため、ダイエット食品としても多く利用されています。
味はクセもなく、淡白なので、煮物や炒め物、漬物など様々な料理に使われている野菜です。
冬瓜は皮が硬く、 実も大きいので、カットし皮をむくのが大変ですよね。
カットされているものであれば比較的簡単に皮をむくことはできると思います。
しかし、まずどこまで皮をむいたらいいのかが分からないという方もいらっしゃると思いますので、今回は冬瓜の皮はどこまでむいたらいいのかをご紹介しますね。
冬瓜の皮はどこまでむけばいい?
ではまず、皮をむきやすくするために小さくカットする手順から〜
(冬瓜は皮が硬く、コロコロと転がり不安定なため、丸のままカットする場合は、冬瓜の下にフキンなどを敷いてから切ることをおすすめします)
・半分になったものを、縦か横どちらか切りやすい方に半分にカット
・中心部分にある、種を取り除く
・もう半分にカット
手順的には極々カンタンですが、初めは力が要りますので、十分に注意しながら進めてくださいね。
皮がむきやすく小さくカットできたら、早速、皮をむいていきましょう。
皮をむく厚さは「6㎜」程度を目安に。
冬瓜は皮を厚めにむかないと、青臭さが残ってしまい、料理で使う際など食べにくくなってしまいますので、少しもったいないな〜と思っても、ここは厚めにむいていきましょう。
むき方は、包丁で、「むく」というよりは「切っていく」感じでしょうか。
冬瓜の皮には効能がいっぱいあるって知ってました?
冬瓜の皮は、「冬瓜皮」という名で、漢方薬として使われているほど、たくさんの効能があるんです。
漢方薬での効能は、高血圧、腎臓病、糖尿病などに有効とされています。
冬瓜の皮に含まれる栄養で代表的なものが、カリウム。
このカリウムは、体内の塩分バランスを調整し、利尿作用があるので、むくみの解消にも効く栄養です。
血圧の上昇を抑え、高血圧の予防にも効果的!
その他、ビタミンCや食物繊維などもたくさん含んでいます。
冬瓜の皮は、体に有効な栄養をたくさん含んでいますので、ぜひ、捨てずに有効活用してくださいね。
冬瓜の皮は捨てないで!むいた皮の活用方法ご紹介
果実の部分は、多くの料理に使われていて、レシピなどもたくさん出回っていると思います。
では皮はどうでしょうか。
前述した通り、皮には、たくさんの栄養がありますので、捨てずに活用していきましょう!
活用方法として、まずは、冬瓜皮茶なんていかがでしょうか。
乾燥させた冬瓜の皮と水を沸騰させ、10分程度煮出せば出来上がり〜
冬瓜は、余分な水分を排出し、体の熱を冷ましてくれる効果もあるので、暑い夏の熱中症予防にもなります。
もちろん冬瓜の皮を料理にも使えますので、ご参考まで。
「きんぴら」、「炒め物」、「味噌漬け」など、意外と使えちゃいますよ〜
ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回の記事で、冬瓜のイメージが、ガラリと変わったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冬瓜は栄養価が高く、カロリーは低いという、とても優れた野菜なのです。
ダイエット効果もあり、冬瓜を1日に300g〜500g毎日の食事にプラスすれば痩せる効果もあるとか。
利尿作用もあるため、むくみが気になる女性などにはぴったりだと思います。
暑い夏に火照った体を冷やしてくれる効果もあり、 この夏、活用しない手はありませんよ〜!!