老人ホームで行われる行事の中でも、大きいイベントの一つではないでしょうか。
夏祭りを盛り上げるためには、夏祭りにあった飾り付けも大切です。
しかし、夏祭りは毎年行われる行事のため、ネタが尽きてしまいますよね。
同じような飾り付けをすると、入居者さんから「この飾り、去年と同じ?」なんて言われることも。
今回は、マンネリ化を脱却するためにおすすめの飾り付けについてご紹介します。
老人ホームの夏祭りを盛り上げる飾りつけ!
まず、「夏祭り」のイメージは何かを考えましょう。
浴衣や出店、やぐらなど、人によって思い浮かべるものは違うのではないでしょうか?
飾り付けには自分たちで作れるものと、そうでないものがあります。
予算等のことを考えると、画用紙や折り紙などで作ったほうが安く仕上がるでしょう。
しかし、先のことを考えると市販の飾り付けグッズを買ったほうが安くなることもあります。
購入するときは多少お金がかかりますが、来年以降は使い回しが可能です。
最近では100均商品も種類が豊富で、飾り付けグッズも売られています。
自分たちで作ったものに市販の飾り付けグッズを取り入れることで、雰囲気がかなりかわりますよ。
介護職は人手不足の問題もあるため、毎日の業務で手一杯ですよね。
夏祭りなどのイベントが近づくと普段の業務だけでなく、その準備も必要になります。
自分たちの体の負担を軽くするためにも、自分たちで作るだけではなく、市販のグッズを購入するのも一つの手ですよ。
夏祭りに関する飾りつけの作り方
今回は、夏祭りに関する飾り付けとしてだけでなく、実際に使うこともできる「うちわ」の作り方をご紹介します。
市販の材料やグッズを上手に利用して、簡単かつ短時間で夏祭りの準備を進めましょう。
このうちわ作りは、材料と準備をしっかり行えば誰でも簡単に作ることができます。
スタッフだけで行うのではなく、入居者さんのレクリエーションとして取り入れても良いですね。
まず、うちわの骨組みを用意しましょう。
うちわの骨組みは、100均や通販でも購入することができます。
家で使わないうちわがたくさんある場合は、それを活用しても良いですね。
ただし、絵柄の色が濃いものは上から紙を貼った際に目立つ可能性もあります。
絵柄を隠すために上から白い紙を貼ってしまうと、うちわが重くなってしまいます。
その場合は、一度紙を剥がしましょう。
ある程度手で紙を剥がした後、お湯や水に浸せば簡単に剝がすことができますよ。
上に張る紙が色の濃いものの場合は下の絵柄が隠れるので、そのままでも問題ありません。
次に和紙を用意します。
金魚や朝顔、花火など、夏を感じることのできる絵柄が良いですね。
レクリエーションで行う場合は和紙をあらかじめ切っておくと、貼るだけの簡単な作業になります。
うちわの形に切った和紙を貼れば完成です。
せっかくなので1人2~3個作ってもらい、一つはお部屋で使う用、残りは飾り用にしましょう。
飾る際はそのまま壁に貼るのではなく、すだれを壁に垂らし、
100均で売られている朝顔の造花の飾りと一緒につけると、さらに夏らしい雰囲気になりますよ。
夏祭りの飾りつけで花火を作ろう!
夏といえば花火なので、夏祭りの飾り付けで花火を作るのもおすすめです。
夜空を彩るきれいな花火を表現するのは難しいと思っていませんか?
実は切って貼るだけで、花火は簡単に作ることができますよ。
材料と必要なものは、黒の模造紙と色とりどりの画用紙、のり、はさみ、ステープラーが必要です。
はさみはできるだけ大きく、切れ味の良いものがあると便利です。
これらは100均や文房具店で購入できるので、簡単にそろえることができます。
まず、花火自体を作ることから始めましょう。
画用紙一枚に、雨のしずくの絵を画用紙にいくつか書きます。
絵に自信がない人は、ネットなどでイラストを参考にすると良いですね。
大きさは貼る壁にもよりますが、一つの模造紙に大きさの違う花火が2つあるとバランスが良くなりますよ。
かけたらその画用紙を一番上にして他の画用紙を重ね、絵に被らないところをステープラーでとめます。
次にはさみで、先ほど書いた雨のしずくの絵を切っていきましょう。
画用紙を何枚か重ねることで、手間が省けます。
しかし、何枚か重ねていることで紙がずれやすくなっているので、少しずつ切っていきましょう。
次に花火の中心になる、少し小さめの丸を画用紙に書きます。
大きさは、作る花火に合わせてくださいね。
切れたら黒い模造紙に貼っていきます。
花火の配置を考え、花火の中心になるところに丸く切った画用紙を貼ります。
次に、その丸を囲むようにして、雨のしずくの形に切った画用紙を貼っていきます。
雨のしずくの向きは先端が中心に向かうように。
これを2重、3重と貼ることで花火が完成します。
色合いの同じ画用紙で花火を作っても良いですが、様々な色を合わせてもきれいにでき上がりますよ。
花火が完成したら壁などに貼りましょう。
黒の模造紙が夏の夜空を表現し、きれいな花火の完成です。
まとめ
夏祭りは1年に1度の大イベント。
企画や出店だけではなく、飾り付けにも力を入れたいですよね。
スタッフだけではなく、レクリエーションにも準備を取り入れながら、老人ホームのみんなで楽しい夏祭りを作りましょう。
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