アルツハイマー患者の介護に限界!施設費用や介護拒否の対策は?

アルツハイマーは「アルツハイマー型認知症」という、認知症のひとつです。
「認知症の人の介護は大変」というイメージを持っている人も多いでしょう。

自宅介護をしている場合、介護者の中には「自分がしっかりしなければ!」と思われる人が多くみられます。

しかし、アルツハイマー患者の介護は、症状が悪化するにつれて難しくなっていきます。

介護が思い通りにいかず、ストレスや将来の介護に対する不安を感じることも。
そのストレスや不安が、高齢者虐待につながる可能性があるのです。

今回は、アルツハイマー患者の介護に限界を感じたときの解決方法をご紹介します。

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アルツハイマー患者の介護に限界を感じたとき

アルツハイマーの症状が悪化すると、高齢化による身体機能の低下がみられるだけでなく、記憶障害や見当識障害、BPSDなどの症状も悪化します。
記憶障害により、介護している人のことを忘れてしまう可能性も。

自身の親や配偶者の親の場合、自分のことを忘れてしまうなんてショックですよね。

「毎日、一生懸命介護をすれば思い出してくれるかも…。」そう思われる人も多いでしょう。

しかし、アルツハイマーは脳の異常なので、薬などで進行を抑えることはできても、完治することはできません。

自分のことを忘れてしまい、身体機能の悪化から介護量は増えるばかり。

そうなると、ストレスや将来の介護に対する不安を感じる人もみられるでしょう。

介護に限界を感じたら、1人で抱え込まず周りに相談することが大切です。

特に、ケアマネジャーに相談することをおすすめします。

アルツハイマーの場合に介護施設にかかる費用は?

ケアマネジャーに介護のことを相談した場合、身体状況や家庭の状況にあわせて、施設の入居を進められることがあるでしょう。

入居の場合、施設の種類によって値段は変わりますが、特別養護老人ホームだと入居一時金は0円で、月々の費用は平均7万~15万円になります。
有料老人ホームになると、さらにお金がかかる可能性があります。

また、家族が自宅介護を希望する場合は、ショートステイの利用を進められることもあります。

ショートステイは短期間の入所のことをいい、介護者の療養や旅行などの間に利用することができます。

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介護から離れて体と気持ちを休めることで、介護はだいぶ楽になりますよ。

短期入所の場合は、特養で1泊2日約5千円、有料老人ホームで1泊2日約8千~2万円かかります。

入居の際には空きがあるかの確認が必要なので、担当のケアマネジャーに必ず確認しましょう。

アルツハイマー患者の介護拒否への対応は?

アルツハイマー患者をはじめ、認知症患者は介護拒否をすることが多くみられます。

これは、介護者を忘れているだけでなく、なぜ自分がここにいるのか、なぜ知らない人に世話をされるのかなど、自分の状況を把握できないことが原因です。

健康な人も、理由もわからない状態でいきなり口に食べ物を入れられるのは嫌ですよね。

アルツハイマー患者も同じことを思っています。

介護拒否をしている状態で無理やり介護をしようとすると、余計に拒否が強くなります。
介護拒否がみられた場合には無理に行わず、時間を置くことが大切です。

相手は「いきなりこんなことをされた!」と興奮しています。

顔を見せてしまうと再び興奮状態になる可能性もあるので、少し離れて相手が落ち着くのを待ちましょう。

その間に自分の気持ちを落ち着けることも大切です。

「一生懸命やっているのに!」と思われるかもしれませんが、介護は毎日上手くいくわけではありません。
昨日は拒否がなかったのに、今日は拒否がみられることも十分あります。

悩んだときは、ケアマネジャーに介護の仕方について相談してみても良いですね。

また、きちんと説明をして介護を行うことも大切です。

なにも言わずに食べ物を口に入れられると、「よく分からないものを口に入れられた。」と不安になり、介護拒否に繋がります。

介護者自身は時間の感覚が分かっていても、アルツハイマー患者は見当識障害から時間の感覚も分からなくなります。

「12時だからお昼ご飯にしましょうか。」「今日の献立は~ですよ。」など、なぜ今から食事をするのかを説明しましょう。

そうすることで、今が食事時であることを理解してくれます。

普通の人だと分かりきったことですが、アルツハイマー患者はその症状から理解できないこと、忘れてしまうことが多々あります。
何気ない会話を大切にすることが、介護拒否の解決策に繋がることもありますよ。

まとめ

未だ減ることのない高齢者虐待などの事件は、介護者の介護に対するストレスや将来への不安が主な原因です。

アルツハイマー患者が使用できるサービスは、老人ホームへの入所やショートステイだけではありません。
他にもデイサービスや在宅看護・介護を利用することもできます。

介護に限界を感じたときは1人で抱え込まず、周りの人やサービスの力を頼るようにしましょう。

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