冬瓜は熱中症予防などにも効果のある、夏の野菜です。
大きさは、大きいもので10キロ以上と、野菜としてはビックサイズのものから、2〜3キロと小さめなものまであります。
冬瓜はクセも少なく料理には使いやすい食材だと思います。
しかし、丸のまま1個使い切るのは、なかなか大変ですよね。
冬瓜は、貯蔵性が高いと言われていますが、それは丸のままの状態の事ですので、カットしてしまえば他の野菜と同じように、時間が経てば傷んでいきます。
煮物や炒め物などバリエーション豊かな冬瓜ですが、漬物にだって出来るんです!
漬物と聞けば、時間も手間もかかりそうだな〜と思われるかもしれませんが、そんな事はありません。
ということで、今回は冬瓜の「漬物」についてお話ししたいと思います。
味のバリエーションや、簡単に出来る漬物の作り方について、ご紹介していきますね。
冬瓜の漬物を醬油味で作る方法とは?
冬瓜の漬物で定番の味付けといえば、醤油味ではないでしょうか。
早速、冬瓜の漬物を醤油味で作っていきましょう〜
・まず、冬瓜を皮がむきやすいように小さめにカットしていきます。
(硬いので気をつけて包丁を入れてくださいね)
・ 皮がむけたら、お好みのサイズ(一口大程度)に切っていきましょう。
・カットした冬瓜を塩もみして30分程度置いてから、水で塩分を洗い流しよく水気を切っておきましょう。
・調味料をお鍋に入れ沸騰させ、冷えたら冬瓜と一緒に密閉容器に入れて冷蔵庫で寝かせます。
・1週間程度、置いておけば、よく漬かった冬瓜の漬物の出来上がり〜。
冬瓜の漬物の味付けバリエーション
ご飯のお供にも、お酒のおつまみにも最適な漬物。
暑い夏には、ちょっと食べれば、塩分補給にもなるのではないでしょうか。
そんな冬瓜の漬物には、様々な味付けのバリエーションがありますので、ご紹介していきます。
醤油味:最もオーソドックスな安心する味付けです
塩味:あっさりがお好みならコレでしょう
甘酢:夏の疲れた胃にも優しい味付けです
味噌:米麹と味噌のコク深い味を楽しめます
冬瓜は果実の95%が水分で、クセもないため、塩もみをして水分を抜いてしまえば、味付けは自由自在だと思います。
ですので、色んな味付けに挑戦して、自分好みの味を見つけてみてはいかがでしょうか〜
ただ、気をつけなければいけないのが、塩もみ後の塩抜きをしっかりしないと、出来上がりが思った以上に塩っぱくて食べられないということになってしまいますので、塩抜きはお忘れなく!
冬瓜の漬物をポリ袋を使って作るには?
漬物を作るって、漬物専用の容器が必要なんじゃないかとか、少し構えてしまいませんか?
いえいえ、そんな事はありませんよ〜
「ポリ袋」を使えば、とても便利に、それも簡単にできてしまうのです!!
ポリ袋だと、漬物を作るときにも簡単に味を揉み込めて、食べるときにはお皿などに直接出して後はゴミ箱にポイッと捨ててしまえば、洗い物もしなくて済むので楽チンです。
冬瓜の漬物をポリ袋を使っての作り方〜
・冬瓜のカットし皮をむき、一口サイズにスライスします。
(スライスは薄めの方が早く漬かります)
・冬瓜と塩を入れ揉み込みます。
このとき一緒に細く切った昆布を入れると旨味がアップして更に美味しくいただけますよ。
・ポリ袋の口をしっかりと結び、冷蔵庫で2時間ほど置いておけば出来上がりです!
よく漬かったものがお好みであれば、置いておく時間を長くするなど、調整してくださいね。
まとめ
冬瓜は色々な料理に使えて栄養価も高い万能な野菜ですよね。
沖縄には「冬瓜漬」というものがあるんですが、これは漬物ではなく、伝統的なお菓子なんです!
冬瓜をアク抜きした後、茹でて、砂糖と煮詰めたもので、若者や旅行客にも人気らしく、豊かな甘みを感じられる、「野菜のスイーツ」なんだとか。
これは気になりますよね!!
沖縄に行く機会があれば、是非とも買って食べてみたいものです。