衣替え収納は段ボールOK?箱の選び方などコツをおさえてトラブル回避

衣替えの季節ですね。
今まで着ていた服から心機一転!
久しぶりの服や新しい服を着れるのって嬉しいですよね。

ところで皆さんは、衣替えの時ってどんな入れ物に
衣類を収納していますか?

もしかして…
段ボールに収納してはいませんか。

四角くて、頑丈。そして大きさもさまざま。
入手も簡単!

良いところがたくさんある段ボールなのですが、
実は、収納に使うには向いていない理由があるのです…。

今回は段ボールが収納に向かない理由と、
衣替えにおススメの収納ケースの紹介をしたいと思います。

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衣替え収納に段ボールは要注意!?起こりやすいトラブルについて

本当は怖い段ボール収納!

実際に段ボールで収納している方は多いと思います。
私も実はその一人。
中々手放せないのですよね…。

ですが「段ボールでの収納は怖~い」こと。
念のために、知っていたら安全かもしれません。

段ボールの「メリット」は

・丈夫で便利
・大きさがいろいろある
・手に入れやすい

…などなど!
一見、収納に向いていそうなのです。

しかし、デメリットがとても怖いのです…。

段ボールの「デメリット」は

 ・箱自体が汚れている可能性がある
 ・カビやすい
 ・虫や虫の卵がついているかもしれない

…です。
どうでしょう。ゾッとしませんでしたか?

「段ボール」は、主に荷物の運搬に利用されます。
その際にトラックや業者さんの車の汚れがついてしまうことがあるのです。

他にも荷物を送る時に、預けた荷物が床に置かれている光景を
見たことはありませんか。

届いた荷物の底が汚れていた、砂がついてジャリっとしていた。
そういうことって、結構ありますよね…。

それに、段ボールは「カビやすい」のです!

段ボールは紙でできています。 
紙は湿気を吸ってしまうのです。

衣替えをした衣類を入れた段ボールは押入れやクローゼットに
しまいますよね。

押入れやクローゼットは普段、扉を閉じきっていると思います。
そのため、風通しが悪く湿気がたまりやすいのです。

その中に紙で出来ていて、湿気を吸いやすい段ボールを
入れてしまうとカビが発生してしまうのです。

場合によっては、段ボールだけでなく、
中の衣類もカビてしまうかもしれません…。

そして一番怖いのは段ボールには「虫」や「虫の卵」がついて
いる可能性があることです。

段ボールについてくる「虫」や「卵」は

 ・ゴキブリ
 ・ダニ
 ・クモ
 ・シロアリ

などです。
衝撃的な虫達ですよね…。

段ボールは「保湿性」と「保温性」があるため、
虫達にとって、とても暮らしやすいのです。

「カビ」や、時折段ボールにつけてある「接着剤」、
更には「段ボール自体」。

これらは虫のエサになります。

つまり段ボールは虫たちにとって、食と住がそろった
快適な住処なのです!
住みやすいということは、繁殖もしやすいのです…。

段ボールにシロアリがついてきてしまった時には
家自体が大ピンチです!

これらの理由から段ボールでの衣類の保存はおススメしません。
出来れば段ボールは早めに処分しましょう。

どうしても段ボールを利用したい時は、
お店に運ぶ段階から衛生面で信用できる業者さんの、新品の段ボールを
購入して使うのが良いでしょう。

また、購入時に濡らさないことも大切です!

衣替えの収納箱!虫や湿気に強いケースの選び方

それでは、どんな収納が良いのでしょうか?

収納の最高峰といえば「総桐たんす」です。

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「軽い」「防虫性が高い」「気密性が高い」「防湿性が高い」、
更には「防火性が高い」なんてことも!

良い木材ならではの特徴ですね。

さすが、伝統工芸品!
素晴らしい機能ですが、その変わりにお値段も素敵なのですよね…。

総桐たんすに手を出すのは中々、難しいので
おススメなのは「プラスチックケース」です!

プラスチックケースであれば、安価でサイズも様々あり、
収納したい場所にあった大きさのものを選びやすいです。

フタ付きタイプのケースでも、引き出しタイプのケースでも
お好みや用途に合わせて選んで大丈夫です。

衣替え収納のコツ!トラブルを避ける保管の仕方

衣替えのトラブルを防ぐポイントは、衣類を収納する前の
「ケア」にあります。
ポイントをいくつか紹介します。

ちなみに、衣替えを行う日は天気が良い日がおススメです!

1 衣類の汚れをしっかりと落とすこと

収納前に洗濯することで、衣類に付着している
汚れ(ほこり、カビなど)、虫や卵などを減らすことが出来ます。

ここでのコツは、衣類についた「食べこぼし」、「皮脂」、「汗」を
しっかりと洗い落とすことです。
それによって虫食いを予防することが出来ます。

2 良く乾燥させること

湿気はカビと虫の好む環境を作ります。
ケースにしまう前に衣類をしっかりと乾燥させます。

乾燥機を使う場合は、出してすぐは湿気が多いので
湿気がなくなるまでしばらく待ちましょう。

3 アイロンをかける

アイロンをかけることで、より虫の対策になります。
アイロンをかけた後も、湿気がなくなるまで乾燥させます。

4 プラスチックケースに入れる

衣類は積み重ねて収納するのではなく、立てて収納しましょう。

またケースに対して衣類の量を8割くらいにすると防虫剤の
成分が行き渡りやすくなります。
詰め込み過ぎないように注意しましょう。

5 防虫剤と除湿剤を入れる

「防虫剤」と「除湿剤」は一緒にケースに入れることが出来ます。
収納ケース用の防虫剤と除湿剤を使いましょう。

「防虫剤」は衣類の上に、「除湿剤」はケースの底に入れます。

防虫剤の成分は下に向かって広がるので衣類の上に乗せます。

除湿剤の理由も似ていて、ケース内の湿気は下に溜まっていくので
除湿剤を下に置くことで落ちてきた湿気を受け止めるのです。

どちらも密閉性が高いと効果が高まります。

「有効期限」と「使用方法」を守って使用しましょう。

「防虫剤」には効果が、半年や一年持つものがあります。
忘れないように「〇月まで」と記入しておくと良いかも
しれませんね。

「除湿剤」も同様に期限がありますが、こちらは湿気の量によって
表示されている期限よりも短くなってしまうこともあるので、
注意しましょう。

使用方法で特に気を付けなければいけないのは「防虫剤」です。
種類の違う防虫剤を使った際に、成分が反応して
衣類にシミを作ってしまうことがあります。

同じ種類の防虫剤を使うようにすると安心ですね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は段ボールでの収納についてと、おススメの収納ケース、
収納のコツを紹介しました。

段ボールって便利なのですが、カビや虫のことを思うと
ちょっと怖いですよね。

代わりに…
衣替えをする時は、衣類を綺麗にして、しっかりと乾燥させてから
プラスチックケースに入れるのがおススメです。
防虫剤や除湿剤も一緒に入れちゃいましょう。

それでは、衣替えをスッキリ終わらせて、新しい季節を楽しみましょう!

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