色んな料理に使えるあさり。酒蒸しやパスタ、みそ汁にあさりご飯などなど・・・おいしいですよねぇ~って
食べるだけではなく、あさりの下処理のやり方や塩抜きのやりかたなどをこちらで学んでいってください。
あさりの塩抜き後の日持ちや長持ちする保存方法などをご紹介
あさりは高温には弱いので、砂抜き・塩抜きが終わったら冷蔵した方が安心です。
あさりは比較的低い温度でも大丈夫なんですよ。
できれば野菜室で保存するといいです。
野菜室はだいたい7~10度で、湿度も冷蔵室より高く、あさりが海で生活していた時と温度差があまりないので、野菜室が適しています。
あさりは野菜室での保存で2~3日は生きているので、おいしくいただけるのはやはり2~3日中です。
2~3日中には食べられない場合は「冷凍保存」が良いでしょう。
冷凍してから使うと栄養価もUPし一石二鳥なんです。
あさりの塩抜き処理後の賞味期限の目安
あさりは常温保存には向いていません。
夏場などの気温が高くなる時期は注意して下さいね。
砂抜き、塩抜きをした際にダラーンとあさりから何か出ていて、触って刺激を与えてもダラーンとしたまま、
もしくは異臭を発していれば死んでいるので捨てて下さい。
あさりの塩抜き処理後の賞味期限は冷蔵で約2~3日です。
冷蔵保存で大切なのはあさりが酸欠にならないようにすること!密封してしまうとあさりが弱ってしまい目安の2~3日も持たなくなってしまうので気を付けて下さいね。
長く保存磨ると身が痩せてしまうので、2日以内で食べた方がおいしくいただけますよ。
あさりの塩抜きや砂抜きの手順と保存方法
「塩抜き」「砂抜き」こちらはあさりを調理する上でとても大切な下処理です。
塩抜きは、あさりが含んでいる海水を抜く作業。
砂抜きは、あさりが含んでいる泥を抜く作業です。
こちらを丁寧にすることでおいしいあさり料理を頂けるのです。
砂抜きのやり方
まずは砂抜きのやり方。
スーパーなどで売られているあさりには「砂抜き済」と書かれているものもありますが、念のために自宅で砂抜きをした方が無難です。
用意するものは海水と同じ塩分濃度の塩水。
舐めてみて、しょっぱいと感じるくらいが目安です。
次に網付きのバット。
あさりが吐いた砂をまた吸い込まないように網付きがいいでしょう。
砂抜き手順
・網付きのバットにあさりが重ならないように並べます。
・塩水を入れる。
※完全に浸からせずあさりが少し塩水から出るくらいがベストです。
・新聞紙などで軽く蓋をし、暗い場所で2~3時間放置します。
・再度、あさりを流水で軽く洗います。
放置する際は気温に気を付けて下さい。
冷蔵庫では水温が下がりすぎて砂を吐きません。
水温変化がなるべく少ない冷暗所、室内などで行って下さいね。
塩抜き手順
・新聞紙などで軽く蓋をし1時間ほど放置。
最後に流水でがちゃがちゃと洗えば塩抜きは完了です。
これで下処理は完了なんですが、実はこの後の一手間であさりをよりおいしくできる裏技があるんです。
それは、塩抜き後さらに2~3時間室温で放置。
たったそれだけなんです。
水から上げた状態で放置するとあさりが強いストレスを受け体内でコハク酸という旨味成分が増加するそうなんです。
是非、試して見て下さいね。
保存方法は濡らした新聞紙やキッチンペーパーにあさりを包みタッパーなどの容器に入れ冷蔵庫の野菜室で保存して下さい。
この時、密封してしまうとあさりが酸欠状態になってしまうので蓋やラップなどしないで下さいね。
たまに様子を見て、乾きそうになっていたら水分を足して下さい。
保存期間は2~3日です。
保存期間は目安ですので、調理する際は死んでいるあさりがないか確認してみて下さい。
まとめ
あさりは冷蔵庫の野菜室での保存期間は2~3日です。
塩抜き、砂抜きは少々手間がかかりそうですが、実際にやってみると簡単ですから是非丁寧に行って下さいね。
保存方法はあさりが酸欠にならないように蓋やラップをしないようにして、野菜室で保存します。
しっかり下処理をし、裏技なんか使っちゃったりして旨味を増加させ、おいしいあさりを食べて下さいね。