クリスマス会の出し物を手品で高齢者が喜ぶものは?種明かしはする?

12月の一大行事であるクリスマス。

入居されている高齢者へのプレゼントや

クリスマスのデザート作りなど、

レクリエーションの題材にもしやすいイベントです。

施設によってはクリスマス会を開き、

スタッフがそれぞれ出し物を行うこともあるでしょう。

そんなスタッフの出し物ですが、

カラオケや手品など何をやろうか悩む人も多いのでは?

今回は、クリスマス会の出し物で

盛り上がる手品についてご紹介します。

手品のやり方だけでなく、

種明かしをするべきかどうかについても説明するので、

ぜひ参考にしてみてください。

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クリスマス会の出し物で手品で盛り上がるものは?

手品は高齢者だけでなく、

子供にも楽しんでもらえる出し物です。

高齢者施設のレクリエーションは

面会に来る家族も参加することができます。

そのため、複雑なものよりも

簡単・単純な手品の方が盛り上がるでしょう。

手品の出し物を成功させるためには、練習が欠かせません。

あまり難しい手品を行おうとすると、

失敗してせっかくの出し物が台無しになってしまうことも。

今回は、初心者にもおすすめの簡単・単純な手品をご紹介します。

やり方は簡単なので、練習して手品の種がばれないようにしましょう。

トランプを使った代表的な手品である

エレベータートランプのやり方をご紹介します。

エレベータートランプとは、選んだカードが

指を鳴らすことでカード束の一番上に上がってくる

手品のことを言います。

用意するものは普通のトランプのみ。

まず、トランプを高齢者に向けて見せて、

普通のトランプであることを確認してもらいましょう。

この時点では種も仕掛けもないので、

高齢者にしっかり確認してもらっても大丈夫です。

次に、1人の高齢者に好きなカードを選んでもらい、

選んだカードをスタッフ・高齢者全員で確認します。

選ばれたカードを確認し、

覚えたら「カードの束の真ん中に戻します。」

と言いながらカードの束に戻します。

この時にカードは真ん中に戻すのではなく、

上から2枚目になるように戻しましょう。

コツは1枚目のカードが浮くよう指で支え、

浮いていることがばれないようカードの正面を

見せるようにすることです。

指を鳴らす前に

1枚目のカードが選んだカードではないことを見せて説明し、

見せたカードはカード束の一番下に入れます。

これにより、選んだカードは自動的に一番上にきています。

あとは指を鳴らして、1枚目のカードを見せれば成功です。

指を鳴らせない人は、オリジナルの呪文でも問題ありません。

この手品はカードを戻すのに成功すれば、

誰でも簡単に行うことができます。

指を鳴らすことや呪文を唱えるところは、

高齢者に代わりに行ってもらっても良いですね。

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手品で高齢者が喜ぶものとは?

高齢者に向けて手品を行う場合は、

難しいものよりも簡単な仕掛けのもののほうが

おすすめです。

純粋に手品を楽しむだけでなく、

種を見抜こうとすることで脳の活性化にもつながりますよ。

手品を見る高齢者の人数が多い場合は、

トランプなど原寸大のものは見えにくい場合もあります。

手品用品として販売されている大きめの道具に変更するか、

見る高齢者の人数を少なくするかなど工夫しましょう。

高齢者の数が15人程度なら、

普通のトランプでも問題ありません。

施設に入居している高齢者全員を対象に行う場合は、

道具を大きめのサイズに変更しましょう。

また、高齢者が参加する機会がある手品もおすすめです。

トランプやひもを使ったものなど、

手品には様々な種類があります。

トランプのカードを選んでもらう、

ひもを持っていてもらうなど、

高齢者も一緒になって楽しめるような手品を取り入れましょう

参加型の手品は全体の半分程度、

4つの手品を行う場合は2つを参加型にすると

バランスがいいですよ。

トランプの手品で

カードに名前などを書いてもらった場合は、

協力してくれた入居者にプレゼントしても良いですね。

手品の種明かしはする?

出し物で手品を行った場合、

種明かしをするかどうかも悩みどころですよね。

手品の種を考えることは脳の活性化にもつながるため、

施設で生活する高齢者にとって良い刺激になります。

そのため、

手品のあとすぐに種明かしをするのはおすすめできません

高齢者が、

自分で考える時間を作ることができるようにしましょう

クリスマス会の進行にも影響するため、

種明かしはクリスマス会の後に行うのがおすすめです。

手品終了後に

「今の手品の種が分かった人は、

クリスマス会の後に答え合わせをしましょう。」

と伝えましょう。

手品をやってみたい人がいることもあるため、

その人達に対する声掛けも忘れずに。

まとめ

手品はクリスマス会を盛り上げるためだけでなく、

種を考えることで脳の活性化にもつながります。

カードを選んだりすることで高齢者も参加できるため、

クリスマス会は一層盛り上がりますよ。

しかし、どんな簡単な手品でも

成功しなければ盛り上がりません。

練習をしっかり行い、種に気づかれないようにしましょう。

不安な人は他のスタッフに見てもらっても良いですね。

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