温かい時期になるとやりたくなる遊びが「水遊び」です。
大好きな子からお水がまだあまり得意でない子など様々いますが、水は慣れてしまえば遊びのバリエーションが沢山あってとても楽しいです。
でも、水遊びのネタってなかなか思いつかないんですよね~。
そこで今回は、自分の経験も踏まえてどのようにして水遊びをしていったらいいのかをはじめ、水遊びの際に役立つおもちゃなど、これから水遊びの時期に入る前に知っておくとことをご紹介していきます。
これを読んでおけば、「困った!」ということがなく準備もスムーズにできますよ。
保育園の水遊びのネタで役立つ5選をご紹介します
水遊びは水があるだけでも楽しいのですが、ちょっとばかりアレンジがあったほうが楽しいので、実践できる楽しい水遊びをいくつかご紹介したいと思います。
色水をする
名前の通りですが、子供達に絵の具で薄めた水をいくつか用意してあげます。乳児の場合は飲まないように気をつけましょう。そして大きな画用紙をホールなどあれば広げてあげます。そこで筆やスポンジのスタンプなど用意してあげて「巨大」アートなんてとても楽しいですよ。
ホールが無ければ公園にレジャーシートを挽いてその上に画用紙を用意してあげてやるのも楽しい一つです。
外だと後片付けが楽なのでコンクリートの上などに敷いてやるのが大変おすすめです。
全身色水
名前の通りまずみんな下着の格好になります。担任は体についても大丈夫な絵の具を小さい桶やプールに用意して全身ボディペイントをします。画用紙を壁に貼ってあげると敗れる心配がないので、壁に手や足で書きたい人は思う存分かけましょう。
ただひたすらにペイントに触れたい子は触れることができ、感触や体についている感覚を楽しむ子もいます。
凄い子だと、頭から浴びる子がいるので、頭はなるべくやらないように心がけたいところですが、、、
やはり遊びとなると自由にやらせてあげたいので時間に余裕を持って頭も洗うようにしてあげましょう。そのほうがストレス発散にもなります。
水の掛け合い合戦
水鉄砲を人数分用意する必要があります。そして色水を入れてあげます。②チームくらいに分けるのが良いでしょう。そして全員白のTシャツを着ます。先生の笛の合図で水の掛け合いスタートです。
気づいた方もいるかと思いますがそうです。「リアルスプラトゥーン」です。笑特に今は人気なのでこどもたちにとっては実際のゲームがリアルで体験できて楽しさ満載です。
しかしゲームの勝敗は「全身撃たれたら終わり」なので時間性にしてより多くTシャツを染められたほうが負けにします。又は何人真っ白のTシャツの人がいるかという判断でもいいかもしれません。
勝ち負けになると悔しがって泣いてしまう子もいますが、そこは「ゲームだからと」上手に促したり接しましょう。
水を流せる長い容器を用意する
こどもたちは水を自分で流すのも好きですが、流しそうめんのように流れている水も大好きです。ですのでホースを細長い容器にいれて「川」に見立ててこどもたちが、好きなように遊ぶというのも一つの手です。
そのかわり「砂はいれない」などお約束をいくつか作ってから遊ぶと楽しい水流し遊びが出来るでしょう。準備物が少し大変で、「細長い容器」なので見つけるのに苦労したりするかもしれないので、一番いいのは「竹」をどこかでもらってきて流すのがいいかもしれません。
無かったらタープテントを張ってそこから水を流すのも楽しいですよ。
山崩し競争
こちらも競争なのですが、今度は大きい山を二つ子供達と作ります。そして、園山をどちらが早く水で崩せるかと言う競うゲームです。かけるものは小さいバケツのみ。それを事前に人数分用意してあげて
こどもたちの水のかけかたや山の崩し方で勝敗が決まる戦略もあるゲームです。事前にどのようにしたら山が崩れやすいのかを大人が見せてあげると良いかもしれません。
ある程度距離をちゃんと置いてやると水を運ぶコツもあるので意外と簡単に見えて難しかったりコツがいるので子供たちもハマる遊びになるし、まず山を作るのにも体力を使うのでストレス発散にもなります。
是非一度試してみてください。
保育園の水遊びで活躍するおもちゃは?
保育園で水遊びするときは専用の道具が必要に見えますが、外で水遊びするのなら、外でいままで使っていた砂場道具をそのまま使う形で大丈夫かと思います。では、室内と室外で活躍するおもちゃをいくつかご紹介したいと思います。
室内
★筆
★スポンジスタンプ
★野菜スタンプ
お天気だけど水遊びしたいときにできる遊びです。ビシャビシャと遊ぶことができませんが、色水などにして筆で絵を書いたり、汚れて良い服装でスタンプなどすると、自分だけの絵や沢山スタンプなんて普段できないのでストレス発散にぴったりです。
注意点としては書いてはいけないところや扱い方に気をつけないとロッカーやついて欲しくないところにつくので
気をつけて遊びましょう。野菜スタンプは持参してもいいですし、給食室にいらない部分をもらって遊ぶのエコで良いでしょう。
室外
★普段のおもちゃ
★クルクル回るおもちゃ
★ゾウさんジョウロ
室外は公園がおすすめですのでやりたい放題に近いですが、近隣の人や他の保育園の子もいたりするので遊ぶ範囲を決めて遊ぶと良いでしょう。
こどもたちはとにかく水を自分で流したり流れたりするのがとても興味深く楽しいので、水を流すと風車のようにクルクルと回るおもちゃが特に大人気です。これはいくつかあると取り合いがおきることなく遊べるでしょう。
そしてゾウさんジョウロも大人気で、シャワーのように自分でできるのが楽しいのでいくつか用意して交代で遊ぶと良いでしょう。
外だとたまに泥水や砂を入れる子がいるので事前に「ゾウさんにいれていいのは水」という告知だけはしましょう。
保育園の水遊びの道具で役立つのは?
水で遊べる時期になると小物は沢山用意できても他の大道具は何を用意したらいいのか分からないときがあります。今回は子供達目線より、保育者があって助かる。役立つ道具をいくつかご紹介します。
タープテント
テントは日差しが強い時期に水遊びが始まるので日陰が無いときに大変便利です。水遊びで水に触れていても頭が焼けて熱中症になっては大変ですので、あると便利な品ですので、もし無い人は是非園長に相談などして購入を考えてみてください。
ブルーシート
ブルーシートは万能です。床に敷いてもいいし、立てる棒に結び付けて他の人に掛からないように盛大に水を遊べる範囲を決めて遊ぶことも出来ます。そしてタープが無い場合はブルーシートをつなぎ合わせて代用することもできます。これは非常用です。
遊んだ跡の着替える場所の設置にも使えるのでリーズナブルなブルーシートは何枚あっても嬉しいものです。意外と安いので話し合って大量購入してみてください。
難点は洗うのが少し大変ですが、温かい時期になるとすぐ乾くので便利品です。
ホース
長ければ長いほど便利です。園によっては水を出す場所が遠い場合もあるので是非長いものを選んでみてください。ホースは長く使えるし、こどもたちに水をかけることも可能です。
そして水遊び以外にも風が吹いて公園の砂が巻き上がる防止にも使えます。
そしてもし、一部に穴が開いてしまって使えなくなった場合は、ある程度の長さに切っておもちゃにもできるので再利用もできる便利なホースもおすすめです。
大きいかご
安いもので全然いいとおもいますが、ビショビショになって着替えがその場で必要な子の汚れた服を入れるかごがあると地味に便利です。
教室が近いならそのままでもいいのですが、教室が二階だと後で取りに行くという面倒なことがあるのでかごが何かしらあると大変便利です。
もし複じゃなくても水遊び専用のおもちゃがあるのなら水遊び専用おもちゃ入れにしてもとても便利です。
是非使ってみてください。
まとめ
今まで書いてきたことをまとめてみました。
・保育園の水遊びのネタはゲーム感覚で色があると楽しい
・保育園での水遊びに活躍するおもちゃは自分で水を流せたり自在に出来るものが良い
・保育園での水遊びで必要な道具は日陰を作れるものや便利品があると使いやすい
水遊びなのでプールで使う水の使用量は違いますが、やはり水を扱うので事故がないように気をつけて目を配って遊びましょう。
快適な水遊びができることを祈っています。