ゴーヤが枯れる原因の病気は時期によって発生しやすい?

夏の風物詩、「ゴーヤ」の病気について。

ゴーヤは育ちも早く、グリーンカーテンにすれば、日差しを遮ってくれて、夏の暑さを和らげてくれますよね。

果皮にはビタミン豊富で健胃効果もあり、夏バテによる食欲減退にも効果的な野菜です。

家庭菜園の初心者でも、比較的、育てやすい野菜と言われています。

しかし、育てやすいとはいえ、植えれば勝手に育ってくれるということではありません。

病気になってしまうことだってあります。

ゴーヤを初めて栽培している方や、植えているゴーヤが“枯れ始めている”という方へゴーヤの枯れる原因の病気についてのお話です。

病気なのか、栽培の仕方が良くないのか、など原因が分からないと困ってしまいますよね。

そんな方へ、少しでもお役立ちいただけるよう、ゴーヤの枯れる原因を分かりやすく、ご紹介したいと思います。

ゴーヤが枯れる原因となる症状で見分けるさまざまな病気

ゴーヤの枯れる病気について。

まず、ゴーヤには得意なもの、苦手なものがあります。

得意なもの:夏の暑さ・害虫。

苦手なもの:低温・多湿・日照不足・乾燥。

この苦手なものに含まれる、多湿によって引き起こされる「カビ」が、ゴーヤの病気で最も多い原因と言っても過言ではありません。

では、さっそくゴーヤの病気について、ご紹介します。

つる枯れ病

連作障害による病気で、茎・葉っぱが部分的に茶色く枯れ始め、どんどんと広がり、進行すると小さな黒点が全体
に広がり枯れていきます。

つる割れ病

こちらも連作障害の病気で、根元からツルが割れ始め白い粉が出てきたり、茶色や黄色く変色します。特徴的な
症状として、昼間は葉が萎えて、夜間朝方は元気になっているということ。

べと病

カビが原因の病気。葉っぱに黄色い斑点が出始め、やがて褐色に変色し枯れていきます。

うどんこ病

カビが原因の病気。白い粉をまぶしたように、葉っぱが白く変色し、胞子を飛ばしながら葉っぱ全体に広がります
光合成ができないため枯れていきます。

炭そ病

土壌に潜伏する細菌が水やりなどで葉っぱに飛び跳ね感染する病気。茶色い斑点が出始め、徐々に全体へと広
がり枯れていきます。

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このように、枯れる原因となる病気は沢山あります。

未然に防げる病気もありますので、予防の仕方など、次でご紹介します。

ゴーヤが枯れる病気を防ぐ原因と対策や育て方の注意点

では、病気にならないようにするにはどうしたら良いか。

病気を防ぐために少しだけケアをしてあげれば、後はグングン育ってくれますので、対策はしっかりしてあげましょう。

前述した、ゴーヤの苦手なもに、低温・多湿が含まれていたと思います。

気温が低く、多湿の場合にはカビが発生しやすくなります。

ゴーヤはカビが原因の病気が多いため、発生させないようにすることが重要です。

土の排水がしっかりできるよう整え、多湿な気候が続いたときには水やりの量を調節したほうがよいでしょう。

水やりの際には、根元へ静かに水をあげることで、泥はねによる細菌感染なども防げます。

また、過繁茂の場合にも茎や葉っぱが密集し湿度が高くなりますので、風通しを良くしてあげるために摘葉もして下さい。

たったこれだけのケアをしてあげるだけで、防げる病気があるので気をつけてみて下さいね!

ゴーヤが枯れる時期!特に注意が必要なのはいつ?

ここまでくると、ゴーヤが枯れやすい時期が分かりますよね。

6月ごろから、ゴーヤの苗を植え始めるとすれば、梅雨の時期に重なり、多湿になりますので注意が必要です。

又、気温が低くても(20℃以下)、枯れる原因になりますので、暖かくなった時期に植えるのが良いです!

ですので、5月6月は、あまりおすすめできません。

ゴーヤにとって良くない条件が揃うと、病気にもかかりやすくなりますので、特に注意が必要になってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

現在育てているという方は、思い当たる症状などはありましたか?

ゴーヤは育てやすいと言われて育て始めたのに、こんなにも病気の種類があって、注意する点も意外と多いな〜、と思われた方もいらっしゃると思います。

確かに家庭菜園、初心者向けの野菜と言われていますが、ゴーヤも“生き物”ですので病気にもなりますし、環境によっても育ち方が違ってきます。

その違いや病気に関する知識があれば、何かと対応もできると思いますので、頑張ってみて下さい!

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