七夕の願い事!高齢者は短冊をいつ飾る?イベントが終わったらどうする?

じめじめした梅雨がもうすぐ終わり本格的な夏がやってきますね。

夏になればスイカ割りに夏祭りとワクワクするようなイベントが
たくさんあって今から楽しみですね。

本格的ななつの前に忘れてはいけない七夕。

高齢者介護施設にお勤めの介護士さんも
笹の葉の準備や短冊作り、
そして手作りレクなどと大変だと思います。

特にレク担当の方は何をしようか悩みますよね。

キラキラとした星空。

みんなで楽しかったねと思えるような思い出を作りたい。

でも何をすればいいのか…

そこで今回は

七夕の願い事を高齢者と飾ろう!笹飾りに使えるおすすめ手作り飾りとは?
七夕の願い事はいつからいつまで飾る?用意や片付けの時期は?
七夕の願い事の短冊!イベント終了後はどうする?

この3つについてご紹介していきたいと思います。

飾り付けに悩まず楽しい七夕にしましょう!

七夕の飾り付け!デイサービスを利用している高齢者が一緒に出来る手作り飾りとは?

デイサービスを利用している高齢者さんと一緒に行える
手作りの飾りとはどういう風に作るのか。

市販されている飾りはクオリティが高いですが、
それでは毎年一緒でつまらないですし、
せっかくなら利用者さんの得意な事を活かして手作りしたい。

では、利用者さんの得意を活かしながら簡単に出来る飾りの作り方をご紹介します。

なんだ、これは知ってるよというものもあるかもしれませんがご容赦下さいね。

おりがみを使った手作り飾り
デイサービスでよく使われている折り紙。

利用者さんも昔からよく手にしており、
取り組みやすいと思います。

折り鶴は作れるけど、それ以外は出来ない…

そんな方でも簡単に飾りを作る事が出来ます。

まずは定番の提灯。

こちらを見てもらえればわかりますが、
半分に折って1cm感覚ほどで切っていき最後にのり付けをして貼るだけ。

この作業だけでも、
半分に折る係、ハサミで切る係、そしてのり付けする係と最低でも3人は一緒に作業が
出来ますよね。

説明も簡単ですが、短期記憶が乏しい方は何度も説明しなくてはいけないと思います。

その場合は、各工程を1つづつ作りそれを画用紙などに貼って説明書きをすると
大体の利用者さんはそれを見ながら作ってくれます。

他にも

天の川(あみかざり)

そして星

こちらも工程を利用者さん、介護士さんと手分けすると作る時間も短縮、
そして残像機能の維持に大いに役立ちます。

本当に一石二鳥です。

根拠のあるレクをする事で高齢者の利用者さんが本当に必要な援助内容が明確になりますね。

ハサミを使用するため見守りに必ず1人は必要ですが、
むしろ人手不足の現場の介護士さんが多いと思いますので、
周りを巻き込む事で見守りの手も減りますよ。

ただ自分が熱中しすぎないように注意が必要ですが。

ただ利用者さんの状態によっては出来る事、出来ない事の差が大きいです。

「あの人はあんな簡単なのやってる」
「私はこんなに作業しているのに!」

と、
自分だけ沢山の作業をさせられている!

とならないように
モチベーションを上げながら行っていく必要がありますので、
1人1人利用者さんを観察して作業のお手伝いをお願いする必要がありますね。

七夕の願い事はいつからいつまで飾る?用意や片付けの時期は?

七夕の当日に飾るのは、
せっかく作ったのにすぐに片付ける事になるのも悲しいですよね。

なので、早過ぎず遅過ぎずの7月1日から飾りの作成、
飾り付けで大丈夫です。

スポンサードリンク

飾り付けを作るのに熱中するあまり、
短冊を忘れてた!とならないように3日4日かけて飾り付けを行い、
最後の2~3日でゆっくり願い事を書く事をお勧めします。

願い事を書く際にも一工夫。
利用者さんの中には文字を書くのが得意な方もいらっしゃると思います。

その方に役割作りとしてお願いしてみてもいいと思います。

1つ前でも話をしましたが、
役割作りはデイサービスなどではとても大切な事です。

「私がやってあげよう」と思って行動してもらうことによって、
デイサービスに通う楽しみにもなります。

ただ何でもかんでもお願いするのはNG。

各それぞれの得意分野を観察して見つけ出し、
均等にお願いしてみましょう。

チームワークではないですが、
団結力はとても強くなりますよ。

何よりも「自分が他の人の役に立っている!」と言うことが、
認知症予防にも効果的です!

ぜひ、介護士さん同士でも話し合いを
行っていく事をオススメします。

きっと今以上に介護士同士の絆が深まりますよ!

七夕の願い事はいつからいつまで飾る?用意や片付けの時期は?

片付ける時期は、
季節感のメリハリをつける意味でも
7日の終了後をオススメします。

暑かったり寒かったりしても、
今の時期を伝えると
「え?そうなの?全然分からなかった!」
と言われる利用者さん、いませんか?

私は沢山見てきました(笑)
そういう方にも少しでも季節を感じてもらいたい。

季節を意識してほしい。

その意味も込めて、7日の終了後に片付けましょう。

笹も時間が経つと笹の葉がものすごい勢いで散ってきます。

掃除を楽にする為にも当日終了後に(笑)

そのまま捨てるなんてもったいないと思う場合、
1人分に笹を切り袋に詰めて持って帰ってもらうのも良いですよ。

お母さん、お父さんがここまで作ってくれましたよ。

とコメントも添えると、
普段大変な自宅介護をしている娘さん、
息子さんも少しほっこりする事間違いなしです。

七夕の願い事の短冊!イベント終了後はどうする?

力を合わせて作った飾り付けされた笹。

そして願い事を書いた短冊。

そのまま捨ててしまうのは、流石に気が引けますよね。

その前に利用者さんが書いた短冊の前で写真を撮ってみましょう。

その写真をコピー用紙などに印刷して
連絡ノートに貼るだけで、
息子さん、娘さんは喜ばれますよ。

写真に残ればそのまま処分するのも良いですが、
出来れば短冊を画用紙などに貼り飾り付けをする事で
また1つのレク になります。

利用者さんに聞き、
処分していいと言われても最低1週間はまとめて保存する事をオススメします。

急に持って帰りたい!

と言われても対応出来るように袋やファイルに入れておき、
1週間程してから捨てましょう。

まとめている事で場所もとらず、
捨てる際にも楽ですよ。

まとめ

それでは簡単にまとめてみたいと思います。

・簡単作業で介護士1人で何人も見守りが可能。
・七夕の飾りは利用者さんを巻き込んで一緒に作る事で役割作りが出来る。
・飾り作成は7月1日から行い3日、4日で飾り付け
・残りは七夕まで短冊に願い事を書き、七夕終了後にはすぐに片付ける事で季節感を感じてもらう。
・捨てるより家族さんに見てもらえるように写真を撮ったり、
実物を持って帰ってもらう事で家族さんにデイサービスで何をしてるか理解してもらえる。
・七夕終了後にも短冊を画用紙に貼り、1つのレクリエーションに持っていく。
・利用者さんが要らないと言っても1週間は短冊を保存しておく。

如何だったでしょうか?
楽しむだけではなく
その人の役割を作り、生き生きと暮らしてもらいましょう。

準備などは大変でしょうが、
いい思い出になると思いますので
利用者さんと一緒に楽しんで七夕を迎えましょう。

納涼祭の関連記事

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする