グループホームにおける夏祭り企画に使うグッズと食べ物

グループホームの一大イベントである夏祭り企画はとても大変であると
同時にやりがいのある仕事の一つです。

普段入居者さんと職員という狭い範囲での関係が広くなり、
家族や町内会の方等地域皆が楽しめる企画の一つとなります。

今回、皆さんが楽しめる夏祭り企画のヒントになればと思い

・グループホームにおける夏祭り企画について
・夏祭り縁日グッズについて
・夏祭り縁日食べ物について

に分けてご紹介させて頂きます。

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グループホームにおける夏祭り企画について

夏祭り企画については様々な準備が必要になり、あとでご紹介させて
頂くグッズや食べ物以外にも、やる事があります。

今回は、ある一つのグループホームにおける夏祭りを参考に、
準備の流れを紹介させて頂きます。

予算把握

まず、行事をするにあたって、いろいろお金がかかり、
それを出してくれる社長や連絡とってくれる責任者がいますよね?

その責任者にまず相談し、例年通りなのか?
盛大にやるか?規模を小さくするのか?という方針とともに予算を把握します。

もちろん、お金を出してくれる方がビジョンによって予算が変更する可能性があるなら、
ビジョンを練ってからで良いでしょうが、
基本は昨年行った夏祭りをよりよくするためには?
という視点で、予算の確認をすると良いと思います。

日程日決定

夏祭りの主役である入居者さんが、
通院日やご家族さんと外出予定等ある日は避けた方がよいですよね。

そして、ご家族や町内会・民生委員の方が出席しやすい日程を決めて、
ご家族や町内会の方に案内通知を出すという事が必要です。

追加でボランティアの方を呼ぶという所では、
お祭り時期で予定がつきにくい事もあるので配慮が必要です。

また、当日雨の日も想定して、
最悪ホーム内で楽しめる事も用意しておくと良いと思います。

席決め

日常生活の席決めにおいて、入居者さん同士のトラブルを配慮したり、
刻み食やトロミが必要等、そして制限している食事等配慮し決めていると思います。

それが、夏祭りとなると普段と違う配慮が必要になる事が多々あります。

例えば、一緒のテーブルに座る町内会の方が、
食べてはいけない物をあげようとしたり、刻みをせず提供したり。

そして、他に注意をとられ、入居者さんが、
他の方の食事に手を出しトラブルになったり等。

町内会の方は、よかれと思ってやって下さる部分があるので、
それを不用意に注意すると2度と来てくれなくなってしまう事も考えられます。

ですから、個人情報に気をつけ、
入居者さんと町内会の方との接点を一切遮断するわけでなく、
事故を起こさない対応ができる席決めをする事が必要になります。

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夏祭り縁日グッズについて

夏祭り縁日グッズとして、基本入居者さんが楽しめるものを中心に考えるのですが、
加えて家族や地域の方が一緒に参加できる事を含めて想像して考えていくのが良いと思いますが、
参考に例を挙げてご紹介させて頂きます。

綿あめ機

入居者さんによって、食事を摂る時間等バラツキがあり、
ADLがしっかりされている方が食事を早く食べ終え暇になる事があります。

その事前対策の一つが綿あめ機レンタルです。

高齢者でも簡単にできる綿あめ機が一台あれば、
家族と一緒にでも家族が来ていない入居者さんは職員と一緒に簡単に作って食べれる機械です。

バーベキュー機

これは定番なので、多くのグループホームで使っている所が多いと思いますが、
町内会のボランティアの方中心に作って頂き、職員との交流の場につながるので良いと思います。

炭や火付けするための材料を揃えておくのが必要です。

慣れてない方がやると思った以上に時間がかかるので、注意が必要ですね。

ヨーヨー釣り

認知症の方にとって、昔を思い出し、行って頂くのは基本ですよね?

その中でヨーヨーは車椅子の方でも一部介助で参加する事ができ、
例えばヨーヨーに番号を書いておいて、
その番号と景品を合わせて2重に喜んで頂くという仕掛けもよいと思います。

テント

夏祭りでの注意点は熱中症や脱水症状があり、
その対策をする事で体調不良の方を出さず、楽しく夏祭りを終える鍵となります。

テント等直射日光が当たらないようにする配慮は熱中症対策の一つになりますし、
小雨くらいなら、ホーム内でなく外で実施できるようになり必要なグッズだと思います。

夏祭り縁日食べ物について

私達が普段縁日で食べる物でも、
認知症の疾患を持つ高齢者だと誤嚥や喉つまりを起こす危険が高まりますので、
そこに注意しながらも、今現在皆さんがいるグループホームに住んでいる入居者さんの
状態を把握して考えていくのが良いと思いますが、参考にいくつかご紹介させて頂きます。

スイカ

夏を代表する食べ物で、季節の感覚がわからなくなってしまった入居者さんも
このスイカを食べ季節感を感じる事があります。

チョコバナナ

甘いものや果物等、糖尿病や腎臓が悪く制限されている入居者さんが多いと思います。

年に1回主治医と相談し、少し食べて良いか等聞いて食べて頂くと、
今まで見た事のない笑顔に出逢える事もあります。

まとめ

おおまかですが、グループホームの夏祭りの一例についてご紹介させて頂きました。

今回の記事を参考に、改めて、皆さまが勤めているグループホームの入居者さんの状態、
地域とのつながりや、繋がりを作る事で認知症高齢者だけでなく、
地域みんなが楽しくなるような事を考え、夏祭りを開催してくれたら幸いです。

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