特養で働く生活相談員の仕事とは?資格要件や夜勤についてもご紹介!

特養という言葉はよく耳にするようになりましたよね。

今では特養の数が少ないと社会問題にもなっています。

その為特養を増やす政策がとられ、少しずつ特養は増えてきました。

それでも待機者が100人を超えるような特養もまだまだあるのです。

何故こんなに特養が不足しているのか?

簡単に言えば人気だからなのです。

人気の秘密はやはり金額でしょう!

老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅と比べてもすごく安いのです。

年金だけで生活している人は、金銭的に特養を希望するでしょう。

そんな特養では介護士やケアマネ、看護師に生活相談員と色々な職種の職員がいます。

各職種で仕事内容は違いますが、協力しながら利用者の介護や健康管理を行うのです。

介護士や看護師の仕事内容であればなんとなくわかりますよね。

しかし生活相談員という職種はどんな仕事をするのでしょうか?

そこで今回は

・特養で働く生活相談員の役割は?
・特養で働く生活相談員の資格要件はあるの?
・特養の生活相談員は夜勤もするの?

上記の3つについてご紹介していきます!

スポンサードリンク

特養で働く生活相談員の役割は?

それでは特養で働く生活相談員の役割から紹介します。

生活相談

名前の通り、特養で生活をしていく上で困った事を「相談」する相手です。

生活相談員にとって主となる仕事になるでしょう。

利用者の不安や疑問を聞いて、安心できるよう説明するのです。

また、利用者だけではありません。

利用者の家族の相談も、生活相談員の仕事になっています。

利用者が話せなかったり、意思疎通が難しかったりする事もありますよね。

そんな時は家族が利用者の立場に立って相談してくる事でしょう。

その時にしっかり対応するのが生活相談員になるのです!

施設紹介や見学

入居を希望している人やその家族へ、施設を紹介するのも仕事の一つです。

家族や本人が施設に来た場合は、施設内の見学対応を行います。

その為ある程度施設の事はしっかりと頭に入れておかなければなりません

例えば利用料金や部屋数、入居する為の条件等はしっかり把握しておきましょう!

また、本人の体調により施設に足を運ぶ事が出来ない人もいます。

そんな時はご自宅まで伺い、施設内の紹介をする事もあります。

パンフレットや写真を用いて施設内や料金説明を行うのです。

今ではiPadを用いて自宅で施設案内をする所も増えています。

特養で働く生活相談員の資格要件はあるの?

次に紹介するのは特養で働く為の資格要件についてです。

スポンサードリンク

特養で生活相談員として働く為にはどんな資格が必要となっているのでしょう?

法令で決められている資格要件は以下の通りです。

・社会福祉士
・精神保健福祉士
・社会福祉主事任用資格

となっています。
これらの資格は短大や大学を卒業して得る資格になります。

「今さら大学に行くのは無理だからあきらめよう」

なんて事を思う人もいるでしょう。

しかしまだ諦めないで下さい!

法令では上記3つの資格が必要ですが、その資格が必要ない都道府県もあるのです!

都道府県によって異なりますが、こちらの資格でも相談員になれる場合があります。

・介護福祉士
・ケアマネジャー
・特別養護老人ホームなどで、ケアプラン作成の一定の実務経験を有する者
・一定の介護職経験を有する者

となっていて、保育士でも相談員になれる県もあるようです。

介護現場で経験を積み、自分自身のキャリアアップの為に生活相談員になる人もいます。

特養の生活相談員は夜勤もするの?

生活相談員の仕事は介護職とは違う為、夜勤勤務はまずないでしょう。

利用者が寝ている時間帯に相談業務というのもおかしな話です。

また、他職種を兼務する場合がありますが、生活相談員と介護職員の兼務は出来ません。

基本的に働く職種は専従することになっているのです。

生活相談員が兼務出来るのは

・介護支援専門員
・機能訓練指導員

となっているので覚えておきましょう。

夜勤勤務は基本的に介護職員や看護職員となっています。

まとめ

それでは今までの内容をまとめていきますね!

特養で働く生活相談員の役割は?

・生活相談
・施設案内や料金説明
・自宅へ伺い施設説明

となっていて、利用者や家族の相談を中心に業務を行っています。

特養で働く生活相談員の資格要件はあるの?

法令で決められている資格要件

・社会福祉士
・精神保健福祉士
・社会福祉主事任用資格

都道府県別で定められている資格要件

・介護福祉士
・ケアマネジャー
・特別養護老人ホームなどで、ケアプラン作成の一定の実務経験を有する者
・一定の介護職経験を有する者

となっていて、現場からキャリアップを目指し生活相談員になる人もいます。

特養の生活相談員は夜勤もするの?

・夜勤は介護職員や看護職員が行う
・生活相談員と介護職や看護職の兼務は不可
・機能訓練指導員や介護支援専門員との兼務は可

となっているので、生活相談員が夜勤を行う事はなさそうです。

いかがでしたか?

今回は特養の生活相談員について色々とご紹介しました!

生活相談員の質の高さで利用者や家族からのクレームや苦情も違います。

色々と学ぶ事も多いですが、やりがいのある仕事です。

素晴らしい生活相談員を目指して、頑張って下さいね!

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする