子供を持つ30代半ばのお母さんは、入園祝いに両親から何を貰うでしょうか?
親からもらう入園祝いで多いのはランドセルでしょうが、どちらかの両親が購入してくれている場合には現金で貰う場合もありますよね。
その時にどんなお返しをしたらよいのか迷ってしまうのでは?
そのお返しについても、どれくらいが相場なのか、また返すときにはどのようなのしにしたら良いのか迷ってしまいますよね。
そこらへんについて詳しく説明していきます。参考にしていただければ幸いです。
入園祝いのお返しを両親にも必要?
両親からお祝いを貰ったときにお返しが必要かどうかですが…。基本的には不要とされています。
多くのおじいちゃんおばあちゃんが、孫の為に贈った品や現金を「孫が喜んでくれるなら」と渡しているわけであり、そのお返しを望んでいない場合が多いのです。
お返しを包んでも「いらないわ、孫のために使って…」と言われてしまう場合がほとんどでしょう。
しかし、そうはいっても貰いっぱなしはちょっと悪い気がしますよね。
そのような場合には
・貰ったものを子供に着せる、もしくは持たせるなどをして写真を撮ってお礼の手紙と一緒に送る
・貰ったお金で保育園などで使うものを購入し、それが分かるようにして写真を撮ってお礼の手紙と一緒に送る
・子供が書いたイラストやお礼の手紙(字などが書けなくても大丈夫)を書いて送る
・お礼の電話をして、子供にお礼を言わせる
などが良いでしょう
これならば、自分の両親も喜んでくれますし、子供にありがとうの気持ちを大切に持ってもらうこともできます。
入園祝いのお返しの相場はどれくらい?
両親にお返しをする際の相場ですが、基本的には3割から5割返せばよいとされています。
といっても、かしこまることはなくあまり高い金額を返しても逆に気を使わせてしまうので、5000円程度で押さえておけば良いでしょう。
そして、内祝いで返すものでNGとなるものは
・現金
・腰から下に身に着けるもの
・肌着
となります。
逆に、お返しの中で喜ばれるものは、お歳暮などのように消費されるもの
つまり
・商品券
・お菓子
・飲み物の詰め合わせ
・缶詰
・乾物
などです。
あまり高価でなく、家にあっても邪魔でないものが喜ばれます。
じゃぁ写真やアルバム、手紙などはだめなの?と思われるでしょうが、このお返しに関しては全然大丈夫です。
むしろ喜んでくれるでしょう。
両親にとっては孫の成長は何よりうれしいものです。その成長が分かるような品はとってもうれしい贈り物になるはずです。
余談ですが、お返しを返す際にはお祝いを貰ってから2週間以内に送るようにしましょうね。
つまり、遅くても4月下旬までにはお返しするのが一般的のようです。
あまり時間が経ってしまうと、こちらもあちらもちょっと気まずくなってしまいます。
入園祝いのお返しにのしはどう書く?
入園祝いのお返しにのしの書き方が分からない。
そういう人も多いですよね。
まず、のしの水引の選び方ですが、水引の種類は「結び切り」と「蝶結び」があります。
この場合、何度繰り返しても嬉しいということから「蝶結び」を選びます。
のしは、物を包む形で使用する「内のし」(箱の上からのしを付ける形)にして、水引の上の部分に「内祝い」と書き、下の部分には子供の名前を書きます。
子供の入園のお返しということで、両親に渡す場合などは砕けていても良いので「名前のみ」でも可愛いかもしれませんね。
まとめ
・入園祝いのお返しを両親にも必要?
両親にお返しは基本必要ありません
お返しをするのでしたら手紙や写真が良いでしょう
・入園祝いのお返しの相場はどれくらい?
大体3割から5割とされています
両親の場合は5000円くらいでも大丈夫です
物を購入したらその写真を送ったり、手紙を子供の書かせるなどしたら良いでしょう
・入園祝いのお返しにのしはどう書く?
水引は「蝶結び」を内のしとして使います
水引の上には「内祝い」
水引の下には子供の名前を書きましょう
お子さんの入園式でいろいろ不安もあるでしょうが、こういったお祝いごとのお返しをきちんとするのも大切なことです。
いつも見守っていてくれる両親に感謝の気持ちを込めてしっかりと内祝いを贈ってください。
入園おめでとうございます。