介護職でコミュニケーションが苦手と感じる原因は?

介護士として働く上で利用者とのコミニュケーションの取り方は大変重要なスキルの1つです。

身体介護もそうですが、毎日利用者と接していく上でコミニュケーションは欠かせませんよね。

しかし、ときにはなかなかうまく言いたいことが伝わらず、コミュニケーションが

取れない方も多いと思います。

この人苦手だなぁと思ってしまう原因にもなりますよね。

もともと、自分がコミニュケーションが得意でないと思う方は余計に悩んでしまいますし、

ある程度人と合わせることができると思っていた人もコミニュケーションについて

悩んでしまう時期があると思います。

そこで今回は

・介護職でコミニュケーションが苦手?利用者との接し方や会話についてのアドバイス!

・介護職が利用者に対する接し方のポイントは?

・介護職が利用者に対する会話のポイントは?

の3つを紹介していきたいと思います。

それでは見ていきましょう☆

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介護職でコミニケーションが苦手?利用者との接し方や会話についてのアドバイス!

なかなか会話だけでは伝わらず、利用者の方上手くコミニケーションが取れない!

コミニュケーションが苦手!

と思ってしまっている方でも、いろいろなコミニュケーションの取り方がありますので、

苦手意識を持つことなく自分らしいコミニュケーションの取り方をしてほしいと思います。

1つの方法として、ジェスチャーをふくめて、体全体でコミニケーションを

とっていくといいですよ。

利用者の方のADL(日常生活動作)は人それぞれですので、

言葉をうまく使えない方は大勢いますよね。

顔の表情や動作、目の動き、体の動きなどから相手が伝えたいことを読み取って

コミニケーションをとっていくのが大事です。

言葉だけでなく、こちらも表情や動作で伝えて会話をした方が、伝わりやすいですよ。

ほとんど耳が聞こえなくなってしまった利用者の方とのコミニュケーションも、

会話とジェスチャーを交えて行うと理解してくれることが多いです。

ぜひ試してみてくださいね。

介護職が利用者に対する接し方のポイントは?

介護の勉強をしていると、よく出てくるコミニケーションの技術として

「ラポール法」と言う技術があります。

これ、心理療法の基本としてクライアントとセラピストの間に感情の交流を築く

関係を構築するということなんですが、ビジネスやスポーツにも応用される基本的な

考え方です。

・開かれた質問、閉じられた質問

・ミラーリング

・マッチング

・バックトラッキング

のことをラポール法と呼ぶことがあります。

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簡単に紹介していきます。

・開かれた質問、閉じられた質問の理解

「はい」「いいえ」で終わることのない質問の仕方です。

閉じられた質問はその逆で、「はい」「いいえ」で回答できる質問です。

・ミラーリング

相手と同じ動作を真似るということです。

相手と同じように相槌を打つとかニコニコ笑うという事ですね。

笑顔で返されると嬉しいですよね。私はいつもこの方法を試していますが、

円滑にコミニケーションが取りやすいと実感していますよ。

・マッチング

目に見えない部分で相手に合わせること

声の大きさ、声のトーン、喋る速さ等を相手に合わせること

 

・バックトラッキング

簡単に言うと、オウム返しと言うやつです。

相手が言った言葉を使って会話を進めていく方法です。

これらの方法を上手く活用していけば円滑なコミニュケーションが取れると思います。

 

介護職が利用者に対する会話のポイントは?

基本的に上記のラポール法を使って会話をしていくとスムーズです。

例えば、車椅子に座っている利用者に目線を合わせ、利用者のペースで会話を行うとか、

相槌を打ってしっかり傾聴してますよということが伝われば相手も満足します。

利用者と同じ状況を想像し、嬉しかったことや楽しかったことを同じように感じとって

会話をしていくことで、自分を受け入れてくれると安心し、心を開いてくれることも

多いので、共感すると言う事もとても大事です。

また、認知症の利用者の方は介護職からすると理解し難い言動をする方もいます。

(支離滅裂、聞き取りにくい等)

その場合でも、利用者の言葉をまずは受け止めるということがとても大事になってきます。

理解し難いことでも、何か理由があるんだなと言うことを意識して、

利用者さんの状況をありのままに受け止め、そこから対応を考えていく方法を

とっていくことが大事です。

まとめ

それではまとめていきたいと思います。

・介護職でコミニュケーションが苦手?利用者との接し方や会話についてアドバイス!

会話だけでなく、ジェスチャーなど、体全体を使ってコミニケーションを

とっていくことで相手との意思疎通が取りやすい。

利用者の表情や体の動きなどをよく観察し、何を伝えたいのかを感じ取ることが大事。

・介護職が利用者に対する接し方のポイントは?

ラポール法を活用し、コミニュケーションを図ると良い

開かれた質問、閉じられた質問

ミラーリング

マッチング

バックトラッキング(オウム返し)

介護職が利用者に対する会話のポイントは?

ラポール方を活用し、傾聴、共感、受容をする事で円滑な会話をすることができる

いかがでしたでしょうか?

ジェスチャーやラポール方を改めて意識して取り組むと、苦手意識を持っていた

利用者さんとのコミニュケーションもスムーズに取れるようになるかもしれません。

状況によって、忙しかったり、余裕がなかったりすることもあるかもしれませんが、

利用者さんのペースに合わせてコミニケーションをとっていくということを

いつも念頭に置いてほしいと思います。

基本的なことを述べましたが、

この記事を読んで、そういえばそんな方法があったな~と思い出してもらえたり、

初めて知ったから実践してみると思ってくれる方がいたら嬉しいです。

円滑なコミニケーションがとれるようにといいですね☆

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