2月の高齢者向けレクは豆まき?手作りで喜ばれるもの

最低でも

月に一度は必ずレクリエーションが開催されています。

レクリエーションの内容は企画者によって様々ですが、

季節の行事を取り入れた内容のものも多くみられます。

2月は節分の季節なので、

節分に関係するレクリエーションを企画しようと

思われる人も多いでしょう。

今回は、

高齢者にぴったりの節分レクリエーションについて

ご紹介します。

豆まきをゲームとして楽しめる内容もご紹介するので、

ぜひ参考にしてみてください。

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2月の高齢者向けレクはどういうものがいい?

2月は節分の季節なので、

レクリエーションにも節分の内容を

取り入れたいですよね。

一般的に節分と言われると、

豆まきをイメージする人も多いのではないでしょうか?

とうぜん、レクリエーションも

豆まきがおすすめです。

豆まきは、

鬼に豆を投げて退治することで無病息災を祈る

という意味があります。

高齢者施設で豆まきのレクリエーションを行う場合は、

スタッフが鬼役をやっても良いですね。

スタッフは鬼の面をつけるなどをすると、

雰囲気がアップしますよ。

ただし、投げる豆は柔らかい素材のボールに変更し、

スタッフが当たっても大丈夫なよう工夫しましょう。

また、ゲームを兼ねて豆まきを行うこともできます

今回は、豆に見立てたボールを

鬼の口に入れる玉入れゲームについてご紹介します。

用意するものは鬼の絵が描かれたパネルと、ボールです。

まず、パネルに鬼の絵を書き、

口の部分を切って穴を開けます。

口の部分に網などを付ければ、

後片付けも簡単になるのでおすすめです。

パネルの裏にかごを置いて、

鬼の口に入ったボールがかごに入るよう

工夫しても良いですね。

玉入れゲームは

節分の行事を楽しめるだけでなく

全身の運動にもなるので、

高齢者向けのレクリエーションとしてもぴったりですよ。

高齢者のレクで豆まきをする注意点

高齢者施設で豆まきレクリエーションを行う場合、

気を付けなければならないことがあります。

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それは、入居者が豆を食べてしまわないか

ということです。

高齢者は嚥下機能が低下しており、

口腔内も乾燥しがちになります。

その状態で豆を食べてしまうと、

誤嚥や窒息に繋がることも

また、認知機能が低下している高齢者の場合、

豆まき後の床に落ちた豆を食べてしまうことも

考えられます。

高齢者に対する安全面・衛生面にも良くないことなので、

高齢者向けのレクリエーションとして豆まきを行う場合は、

豆ではなくボールなどを使用して行うことがおすすめです。

ボールならば片付けも簡単ですし、

誤って口に入れるという心配もありません。

ボールを投げるという動作は全身の運動にもなり、

座った状態でもできるので

立位保持が困難な入居者にもおすすめです。

日本の伝統的な行事としては、

本物の豆で豆まきを行うのが理想的でしょう。

しかし、高齢者の安全や衛生面、

その後の片付けなどを考えた場合、

ボールなどのアイテムを使用するのもおすすめですよ。

高齢者のレクで使うものは手作りのほうがいい?

2月だけでなく、他の月でも

ゲームや工作などのレクリエーションが

開催されることがあります。

業務の時間内、もしくは業務終了後や休日にも

レクリエーションの準備に追われることも

あるでしょう。

できるだけ準備に時間をかけたくない

と思っているスタッフも

多いのではないでしょうか?

そんなときは、

市販の商品を上手に活用することがおすすめです。

100均などの商品を活用すれば、

一からすべてを手作りするよりも

費用を抑えることができます。

今回は、

先ほどご紹介した節分の玉入れゲームでご説明します。

玉入れゲームには鬼の絵の描かれたパネルとボール、

かごが必要です。

鬼の絵が描かれたパネルは手作りが必要ですが、

段ボールと模造紙で作ることができます。

ボールとかごは100均でも販売されており、

かごはパネルに完全に固定しなければ

他の用途にも使用することができます。

ボールも同様に、

他のゲームレクリエーションに活用することが可能です。

新聞紙などを丸め、折り紙を上から貼ることで

ボールを手作りすることはできますが、

見栄えや強度の問題も出てきます。

他のゲームレクリエーションに使えることを考えると、

市販の商品を購入することがおすすめです。

月々でレクリエーションの予算が決められている

場合は、他の月でも少しずつ購入して

数を揃えましょう。

まとめ

節分の豆まきには無病息災の意味があります。

そのため、これからの施設での生活が

より良いものになるような願いを込めて

レクリエーションを企画しましょう。

豆や恵方巻を入居者に食べて貰う場合は、

誤嚥・窒息などのリスクを忘れずに。

場合によっては、

入居者によってメニューを変更するのもおすすめです。

その人の嚥下機能や身体機能を考慮し、

入居者全員が楽しめる内容を考えましょう。

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