保育園の遠足の下見の注意点とスケジュールやしおりの作り方

子供たちにとって楽しみな遠足ですが、なによりも保育者が事前に行う

「下見」がとても大切です。

こどもたちが楽しく安全に遠足できるコースなのか?

そしてスケジュールはスムーズにできそうかどうかなどの視点も入れながら下見にいきます。

しかし、下見というと大体仕事終わりだったりこどもたちが寝ている合間から

おやつ頃まで他の担任に変わってもらって下見にいくなど、時間はとても短いです。

ですので素早くそしてどんなことに気をつけて下見にいったらよいか

分かりやすくお伝えしたいと思います。

しおりの製作についても簡単で可愛いものをご紹介します。

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保育園の遠足の下見における注意点

遠足の下見に行く際に気をつけることは沢山あります。

短い時間でどれだけの配慮を想定できるかなど、分かりやすくご紹介します。

①バス利用の有無

遠足の場所までバスを利用しないと行けない場所かどうかでスケジュールもだいぶ変わってきます。

そして全員がバスを利用するのか、

又は乳児だけバスで幼児は歩くのかなども何台利用するのかも配慮しておきましょう。

園バスのある園は園バスを利用したりする場合、バスの運転手さんにも

事前に打ち合わせしておきましょう。

②遠足の場所の立地

平坦な公園なのか、それとも少し山道なのか足場が悪いのかなどこれは行く前にネットでも調べておくと良いでしょう。

実際は職員で下見をしないと分かりませんが、よっぽどの山道の多い公園で

なければ大体は予想がつくところが多いでしょう。

乳児を連れて行く場合バギーは押せるのかなども

確認をしておきましょう。

③全部回れるかどうか

とても広い公園なのか小さい場所なのかを確認しましょう。

地図で見たら意外と全部いけるかと思いきや、やはり実際と

誤差がありますので、きちんと大人なの足で確認しましょう

当日は今自分が歩いているペースより少し遅い歩き方になることも

想定して下見をしましょう。

④事前に組んだスケジュールどおりにいけるか

ただ下見に行くだけでは、意味がありませんので、

事前にどこで遊んで、どこでお昼をしてなどのスケジュールを設定していきましょう。

設定したスケジュール通りに大体いけるかどうか見ながら下見をしていきましょう。

必ずズレが起きるしトイレ休憩なども挟んだらかなり時間が押すので、あくまで全ての予定を多めに見て下見していきましょう

⑤昼食の場所

昼食は大体園全員集まって食べることが多いです。

理由としてはみんなちゃんとついて来ているかの点呼の場にもなるからです。

ですので全員が入れてシートが敷ける場所を探すのが大切ですので、

こちらも事前に昼食候補の場所をいくつか挙げておいて下見に行きましょう

候補が1つだけだとそこが思っていたものと違ったときに

もう一度話し合ってまた下見ということもありますので注意しましょう。

⑥年齢ごとの遊び場の確認

大きい公園だと年齢によって遊べる場所が異なることもあります。

乳児は芝生。

幼児は大型遊具などあるところは多少スケジュールがずれてくるので

担任ごとにきちんと次に全員集合する場所など考えて組みましょう

別行動が面倒くさいところは、一緒にしてしまっても良いかと思いますが

乳児に合わせると、幼児が退屈する可能性があるので

注意しましょう。

⑦頭の中でシュミレーション

配慮することをきちんと頭に入れながら実際にこどもたちを引率しているつもりというシュミレーションをしながら下見をすることも大切です。

この時一番大事なのは「トイレ」の場所をきちんと見ておくことです。

こどもたちはトイレが近くなる子もいるので

どこにあるのかはちゃんと分かっておきましょう。

そうすることによって当日慌てずに済みます。

きにしたらもっと沢山出てくるし園によっても違いがありますが、大まかな決めることは上記の7つになってくるかと思います。

細かいルールについては、

遠足の職員会議等でちゃんと話し合っておきましょう。

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保育園の遠足スケジュールの立て方は?

楽しい遠足にするにはどんなスケジュールが良いのでしょうか?

そしてスムーズで保育者たちも安心してできるスケジュールにしたいですよね。

でもやはり当日は何が起きるか分からないことだらけだし、

スケジュール通りにいかないこともきっとあるでしょう。

多少のイレギュラーが起きても対応できそうな簡単なスケジュールを

実際に組んでいたものを間単にお伝えしたいと思います。

9:00 この時間までに準備をして外に並ぶ

9:20 バス乗車

9:40 現地到着

11:30 昼食

13:00 ゲーム・自由時間

14:00 バス乗車

14:45 園到着

15:00~軽いお昼寝

このスケジュールで実際にいったところ、やはり少しの誤差がでましたが、

大きく崩れることはなく、一日を過ごせました。

やはり最初の準備やバスを利用していたので道路状況があったりしたので

どうしても少しの誤差はあります。

次の予定になるまで時間を大目にとっておいたので焦ることもなくできました。

昼食の後の自由時間からバスまでも、トイレがあったり

バスまで歩くということもあるので、大きく余裕をもって移動があったので

あれやこれやと細かいスケジュールをいれなくてよかったという

ことも実際にやってみてわかりました。

細かくしていたらスケジュールがどんどん押して

「無理だこりゃ。」と焦ってしまいもしかしたら大きな怪我や

事故につながっていたかもしれません。

保育園の遠足のしおりはどう作る?

こどもたちの楽しみのひとつ「しおり」ですが、園によっては

先生たちでパソコンなど使ってコピーして画用紙に印刷してしまうところもありますが、事前に少し手の凝ったしおりを作るのも

遠足に行く楽しみが一つ増えますので、2つに分けてご紹介します。

しおりにどんなことを書いたら良いのかも後の方で分かりやすくお伝えしますね。

乳児のしおり

乳児はまだ自分たちで名前を書くことが難しいので、

あらかじめ先生たちで作れるところは作って、冊子のようにして、

一番裏を白紙にしといて手形を取って担任が名前を書いてあげたり、

好きなシールを貼って自分のものと分かるようにするのも良いでしょう。

表には可愛いイラストを用意して、家に帰って色塗りできるように

しても楽しいですよ。

幼児しおり

自分たちで、出来ることが多い用事は、印刷した画用紙から名前を自分で書いたりなど

作業を増やしてあげると楽しいですよ。

「しおり作りの時間」という時間を作って製作するのも良いでしょう。

裏は自分たちで絵を書いたり、スケジュールの中で楽しみにしている

ところにマーカーで線を引いてもらったり

自分たちで出来ることをどんどん増やして、自分だけのしおりを作ってみてください。

実際のところしおりに何をいれたらいいのかというと

・表紙

・当日のスケジュール

・おやくそく

・もちもの

などこどもが見ても分かるものにしましょう。

「全部ひらがながいいの?」となりますが、実際に準備は親御さんとするので、

ひらがな表記は、スケジュールのところだけで

大丈夫かと思います。

まとめ

今まで書いてきたことをまとめてみました。

・保育園の遠足の下見は事前に調べておいたことを頭に入れて現地でシュミレーションしながら下見しよう。

・保育園の遠足の下見でスケジュールの立て方は余裕を持った時間配分で計画を立てていこう

・保育園の遠足の下見で使うしおりは保育者が作っても良いが、こどもと一緒に作ってみよう。

遠足となるといつもと場所も違うのでこどもたちもイレギュラーなことが起こったりと大変かもしれませんが、いつもと違うところだからこと

得る刺激が沢山あり、とても良い遠足になりますよ。

少しの失敗は成功の元ですので、トラブルがあったときは

周りの先生と協力して、楽しい遠足にしてください。心から応援しています。

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