介護用パンツの交換やおむつやパッドとの違いなど使用時の注意や選び方

年齢を重ねて高齢になると、排泄行動が上手に出来なくなる事があります。

自分の意に反して出てしまう尿漏れ。

こんな事があると外出するのも不安になってしまいます。

そのうち自宅に引き込もるようになり、精神的に落ち込むようになってしまう事も。

こんな悪循環な生活は絶対嫌ですよね。

楽しく外出を継続する為にも、「介護用パンツ」を利用してみませんか?

最初は抵抗があるかもしれませんが、快適に生活を送ることが出来るはずです!

そこで今回は、

・介護用パンツの交換は座ったままできる?頻度は?使い方や注意点
・介護用パンツとおむつの違いは?自立度によるアイテムの選び方
・介護用パンツとパッドを併用するメリットは?併せると何時間くらい安心?

上記3つについてご紹介しましょう!

スポンサードリンク

介護用パンツの交換は座ったままできる?頻度は?使い方や注意点

介護用パンツは通常の布パンツに近いパンツですので目立ちません。

また、リハビリパンツとも呼び、スーパーやドラッグストアで簡単に購入できます。

それでは介護用パンツの交換方法や使用頻度についてお伝えしましょう。

・介護用パンツは座ったまま交換可能

介護用パンツに失敗してしまった場合は交換しなければなりません。

しかし交換はとても簡単

パンツの両脇が簡単に破れるようになっていて脱ぎやすくなっています。

その為座ったままでも両脇を優しく破り、すぐ新しいパンツに交換できるのです。

・2回~4回分程度の尿量を吸収してくれる

介護用パンツによっても違いはありますが、大体2回分から4回分程度吸収できます。

ちょっとした失敗ならパンツ内でしっかり収まるので、外出中の不安も解消できますよ!

ただし、吸収できる回数によって、金額の違いも出てきます。

また、吸収できる回数が多ければ多い程、パンツのゴワつきが目立ってしまう事もあるようです。

・ただれや痒みが出ないよう失敗がわかったら取り替える事

吸収回数を満たしていなくても、失敗に気づいた時はなるべく交換しましょう。

「まだ吸収できるのにもったいない」と、介護用パンツ使用者は思うかもしれません。

しかし汚染されたパンツを履き続けるのは皮膚に悪影響を及ぼします。

臀部のただれで痒みが出てしまい、掻き壊してしまう事もあるので要注意です。

介護用パンツとおむつの違いは?自立度によるアイテムの選び方

次は介護用パンツとオムツの違いになります。

・オムツはトイレに行けない人が使用する事が多い

介護用パンツはあくまで「パンツ」です。

基本的には歩行して移動する人や、トイレに行ける人が履いています。

オムツはパンツと違い、トイレに行けない人が使用している事が多いです。

その為ベッド上でのオムツ交換が必要となります。

・活動時間が多い人はパンツ。臥床時間が多い人はオムツを使用。

上記でもお伝えしましたが、パンツは基本的に軽症者が使用している事が多いです。

その為ベッド上での生活が長い人や、認知症が重度である重症者がオムツを利用する事になります。

ただ、自立度だけでなく、昼夜でパンツとオムツを使い分ける方法もあります。

スポンサードリンク

日中は寝たきりにならないようなるべく活動してもらうのでパンツを使用する。

また、夜間はしっかり睡眠をとることを優先してもらう為、オムツを使用するのです。

何度もトイレ誘導で夜起こしては睡眠不足になってしまいます。

そうならないよう工夫してオムツを使用するのは大切な事です。

介護用パンツとパッドを併用するメリットは?併せると何時間くらい安心?

介護用のオムツやパンツの他に、パットがある事をご存知でしょうか?

併用して使うと色々なメリットがあるようです。

・コストダウンになる

介護用パンツを使用しているが、失敗が多く1袋を2~3日で使い切ってしまう。

こうなるとパンツにかかる月の費用がとても多くなってしまいます。

そんな時はパットを使用しましょう。

パットはパンツよりも単価が安いのでコストダウンに繋がります。

・交換の手間が短縮される

パンツが汚れてしまうと毎回交換するので手間ですよね。

自分で交換している人は毎回交換するのが嫌で汚染したのをそのまま履いている場合も。

先程もお話ししたように、汚染した物を履いているのは皮膚によくありません。

そんな時にもパットは効率よく交換できるので手間になりませんよ!

介護者が交換するのも介護負担が減りますので、是非検討してみましょう。

・パンツ+パットで4時間~5時間は心配なし!

尿量によっても違いますが、パンツとパットを併用すればより安心です。

長時間交換が出来ない場所でも、パンツからの漏れは防げるでしょう。

パットも色々と種類がありますが、一般的に使われるレギュラータイプを使用した場合。

4時間~5時間くらいは安心して行動できるでしょう。

まとめ

それではまとめに入りましょう。

介護用パンツの交換は座ったままできる?頻度は?使い方や注意点

・介護用パンツは座ったまま交換可能
・2回~4回分程度の尿量を吸収してくれる
・ただれや痒みが出ないよう失敗がわかったら取り替える事

楽に交換できるようになっているので、汚染に気付いたら早めに取り替えましょう。

介護用パンツとおむつの違いは?自立度によるアイテムの選び方

・オムツはトイレに行けない人が使用する事が多い
・活動時間が多い人はパンツ。臥床時間が多い人はオムツを使用。

自立度だけでなく、昼夜でアイテムを選ぶのも工夫の一つです。

介護用パンツとパッドを併用するメリットは?併せると何時間くらい安心?

・コストダウンになる
・交換の手間が短縮される
・パンツ+パットで4時間~5時間は心配なし

いかがでしたか?

今回は介護用パンツについてご紹介しました。

介護用パンツを使用しながら旅行やスポーツを行う高齢者は増えています。

失敗することに不安を抱きながらお出かけしても楽しくないですよね?

そんな不安は介護用パンツに切り替えて無くしてしまいましょう。

今の介護用パンツは本当に通常のパンツと変わりありません。

老後を楽しく生活する為にも、是非試してみて下さいね!

介護トイレ関連記事

スポンサードリンク